マツダスタジアムで開催されたヤクルト戦は、田中広輔内野手(36)と松山竜平外野手(40)の両選手にとって、赤ヘル戦士としての最後の舞台となった
田中選手は「1番・遊撃」として先発出場した
遊撃手とは、野球において内野の中央を守るポジションで、守備能力が特に求められます
田中選手は18年までのリーグ3連覇に大きく寄与した菊池涼介選手(35)と共に、「タナキク」コンビとして知られ、試合中盤まで二遊間を組みました
試合の結果は残念ながら、田中選手が4打数無安打の結果に終わりましたが、彼は12年間慣れ親しんだ本拠地の土を踏みしめ、9回一死の守備まで出場
松山選手は、18年目を迎えたこの日、2点を追う9回一死の場面で代打として登場
しかし、ヤクルト投手の星に対して遊ゴロ併殺に倒れました
それでも、スタジアムには約3万2150人のファンが詰めかけ、2人の長年の功績に対して大声援を送った
特に、赤ヘルのユニフォームを着た両選手の退場時には、観客から惜しみない拍手が贈られ、プロ野球ファンの心に深い感動が広がった
田中選手と松山選手の引退試合は、広島ファンにとって感慨深い一日でした。両選手の長年の活躍を思い出し、惜しむ声がスタジアムに広がりました。特に、彼らが培った経験や技術の数々は、これからの選手たちに引き継がれていくことでしょう。
キーワード解説
- 遊撃手とは? 野球における内野のポジションの一つで、主に中央を守る選手を指します。特に守備力が重要視されます。
- 併殺とは? 狭い場面で同時に2つのアウトを取ることを指します。特に一塁との連携が重要です。

