ロッテ・吉井監督辞任、新たな体制のもとでのチーム再建へ

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千葉ロッテマリーンズは5日、吉井理人監督(60)が4日までに辞任の申し出を行い、その申し出を受理したことを発表した

吉井監督の辞任は、今季のパ・リーグでの苦戦を受けたもので、今後の後任人事については決まり次第発表されるとしている

チームはこの日、ソフトバンク戦(ZOZOマリン)が今季最終戦となり、試合後のセレモニーでは吉井監督がファンに感謝の意を示すことになっている

吉井監督は、井口資仁前監督の辞任を受けて22年オフに就任し、1年目には2位、2年目には3位と、チームを連続してクライマックスシリーズ(CS)に進出させるという手腕を見せた

しかし、3年目の今季は低迷し、5月4日に単独最下位に転落

結局、8年ぶりにパ・リーグの最下位でシーズンを終える結果となった

スポーツ新聞の取材によると、次期監督にはサブロー1軍ヘッドコーチ(49)の昇格が内定している

サブロー氏は、今季途中に2軍監督から昇格し、選手育成にも定評がある

松本尚樹球団本部長は、「1軍に多くいる若手選手をずっと見てきており、彼らの長所や力を発揮できる方法を理解している」とその理由を語っている

サブローヘッドコーチは現役時代に勝負強い打撃で知られ、2005年と2010年には日本一に貢献した実績を持つ

最近では、2軍監督として若手選手の育成に成功し、特に新人王の有力候補であるドラフト1位選手・西川を復調に導いた功績がある

ロッテの監督を務めるのは、西村徳文氏以来14年ぶりとなる

ロッテの監督辞任は、ファンや選手たちにとって衝撃的な出来事だ。吉井監督は、短期間ではあったが、チームに希望をもたらした一方で、最下位という結果を受けて辞任を余儀なくされた。サブローヘッドコーチが新監督に就任することで、若手選手が更に成長し、チームが一新されることを期待したい。
キーワード解説

  • 吉井理人とは?プロ野球チームの監督で、21年オフに就任後、チームの成績を改善させたが、今季は成績が振るわず辞任を発表した。
  • サブローとは?元プロ野球選手で、現在はコーチとして若手選手の育成に取り組んでいる。彼は勝負強い打撃で知られ、多くの優勝に貢献してきた。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは?プロ野球の playoffs のことで、シーズン上位チームによる playoffs が行われ、優勝を目指す戦いだ。

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