ソフトバンク、パ・リーグ連覇達成!故障者多数の中で堅実な戦いを展開
◆ロッテ2―5ソフトバンク(5日、ZOZOマリン) 福岡ソフトバンクホークスが、2025年のパシフィックリーグで2連覇を達成しましたシーズン全日程を終了したソフトバンクは、主力選手に多くの故障者が出たにもかかわらず、野手では海野隆司、川瀬晃、中村晃、牧原大成、野村勇の5選手が、開幕から一度も出場選手登録を外れることなく、シーズンを完走するという快挙を成し遂げました
開幕ダッシュに失敗も粘り強い戦い
シーズンの開幕戦は3月28日、ロッテとの対戦でしたが、ソフトバンクはこの試合、開幕ダッシュに失敗しました主力選手が故障や不調に陥り、全員が一時的に出場選手登録を抹消される緊急事態に見舞われました
激しい首位争いを制す
しかし、夏場から力を取り戻したソフトバンクは首位に浮上し、終盤には北海道日本ハムファイターズとの一騎打ちを制して見事な逆転優勝を果たしました選手たちの奮闘
このシーズン、完走した5選手はそれぞれに素晴らしい成績を収めました正捕手として成長した海野は信頼を得て、川瀬は安定した守備力に加え、勝負強い打撃を示しました
中村は代打からスタメンに昇格し、牧原は見事に打率を引き上げて首位打者を獲得
また、野村は2桁本塁打を達成し、チーム内で目を引く存在となりました
投手陣では杉山一樹が一度も出場選手登録を外れることなくシーズンを全う
また、藤井皓哉と松本裕樹も優勝決定後に外れたものの、実質的に「完走」と言える成績でした
特に勝利の方程式とも言える「樹木トリオ」がチームの勝利に大きく貢献しました
先発陣では有原航平、リバン・モイネロ、大関友久がメンバーに名を連ねましたが、途中で一時的に外れることもありました
しかし、年間を通じて先発ローテーションを守り切ったことが、優勝への大きな一因です
今後、ソフトバンクは更なる飛躍が期待されます
ソフトバンクホークスの2025年のパ・リーグ優勝は、さまざまな逆境を乗り越えた結果として評価されます。故障者が相次ぐ中でも出場機会を得た選手たちがチームを引っ張り、見事なシーズンを完走したことは特筆すべき点です。今後の展望にも期待が高まります。
キーワード解説
- パ・リーグとは? 日本のプロ野球のリーグのひとつで、セ・リーグと並ぶ二大リーグの一つです。
- 出場選手登録とは? プロ野球のチームが公式戦に出場させる選手を決める制度で、シーズン中に変更可能です。
- 正捕手とは? チームの捕手の中で、主に先発投手を支える選手のことを指します。
- 首位打者とは? シーズン中に最も打率が高い選手に贈られる栄誉あるタイトルです。

