試合の終盤、8回に3番手の上茶谷がリリーフ登板し、2死一、三塁のピンチを迎えましたが、杉山はピンチを乗り越え見事に9回を無失点で切り抜け、31セーブ目を挙げました
これにより、同じく31セーブを記録した西武の平良選手と並び、タイトルを手にしました
試合後、杉山は「まずはうれしいですね
投げられるだけでラッキーかなと思って投げました」と喜びを語りました
ブルペン内では、彼に対して「走者2人が出たら行くよ!」という声が飛び、これに応じて肩をつく準備を整えたとのこと
緊迫した状況の中での役割を全うした杉山は、7年目にして初めてのタイトル獲得に目を輝かせました
小久保監督も「彼も獲りたいという気持ちが強かった
いやぁ、なかなかないこと
無理やりシチュエーションをつくるわけにもいかないし」と笑顔で息子のように嬉しい様子でした
杉山がクローザーの役割を託されたのは、オスナ選手の不調によるもの
彼は「別に四球を出してもいいからゼロで帰ってこい」と指示されたことで、制球が課題だった彼はより大胆に投げられるようになったと語っています
「誰にも止められない」という自己ゾーンに入って投球できることが、彼のパフォーマンスの支えとなっています
杉山はこのシーズン、65試合に登板し、連続してチームを勝利に導く姿勢を貫いています
彼は「チームを勝ちに導く積み重ねですかね」と振り返ります
セーブが付く条件とは?
セーブとは、ある投手が自らのチームが勝った試合の最後に投げ、勝利投手にはならなかった場合に与えられるものですこのセーブの条件には以下のポイントがあります:
- 条件1:
- 自チームが3点以内のリードで登板し、最低1イニングを投げた場合
- 条件2:
- 登板時に迎えた打者または次の打者に本塁打を打たれ、同点もしくは逆転される状況でリードを保った場合
- 条件3:
- 最低3イニングを投げてリードを保った場合
キーワード解説
- セーブとは?:セーブは主にリリーフ投手が試合の最後に自チームの勝利を守る役割を果たした際に与えられる記録で、ピンチを切り抜けた証と言えます。

