巨人、社会人チームSUBARUとの練習試合で快勝 – CSに向けて順調な仕上がり

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◆練習試合 巨人6―2SUBARU(6日・東京ドーム)読売ジャイアンツ(以下、巨人)は、11日に行われるクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ初戦の横浜DeNAベイスターズ戦に向けて、東京ドームで社会人野球の強豪チームであるSUBARUとの練習試合を行い、6対2で勝利しました

この試合では、巨人がビジターで先攻する形を想定し、攻撃を開始しました

試合の初回、巨人は1死満塁の好機を得て、5番のリチャード選手が左翼線に2点適時二塁打を放ち、続く大城卓選手の二ゴロによる進塁で1点を追加し、早々に3点を先制

2回には3番の泉口選手が2点適時二塁打を打ち、リードを5対2に拡大しました

4回には2番のキャベッジ選手が中前適時打で1点を追加し、巨人の攻撃は順調に進行しました

先発投手の西舘選手は、2回で2失点を喫しましたが、その後は船迫選手、田中瑛選手、バルドナード選手がそれぞれ1回を無失点に抑え、7、8回はファームから合流した堀田選手とルシアーノ選手が無失点で投げ切りました

試合の最終回を締めくくったのは泉選手と石川選手でした

試合後、阿部慎之助監督は「SUBARUは選手権に出場する立派なチームであり、試合を通じていい実戦ができた」と感謝の意を述べました

また、実戦復帰した吉川選手については「全く問題なさそうで、守備の時間を多くし打席も増やす予定」とし、好調を報告しました

この試合では、3軍の選手も途中出場し、1軍選手と同じベンチに入る貴重な体験をすることができました

巨人は7日にも社会人のヤマハとの練習試合を行う予定で、戸郷選手、横川選手らは宮崎の2軍フェニックスリーグで調整しています

今回の巨人とSUBARUとの練習試合は、CSに向けての戦略を確認する重要な機会になりました。選手たちの調子やチームの戦術を試す場として非常に価値がある試合だったと言えます。特に若手選手にとっては、1軍の選手との真剣な試合が大きな成長につながるでしょう。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズ(CS)とは? - 日本プロ野球のポストシーズンにおけるプレーオフのことで、各リーグの上位チームが争う形式です。
  • 適時二塁打とは? - RUNを得るために二塁まで進む打球のことで、特に得点機を逃さない重要なヒットです。
  • 二ゴロとは? - 投球された球がゴロで内野の2塁方向に打たれたボールのことを指し、通常は二塁手が処理します。
  • 無失点とは? - ピッチャーが登板した回で一点も失点しないことを意味し、投手としては非常に重要な指標です。

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