ヤクルト・丸山和郁が教育リーグで好スタート、再起を期す意気込みを語る

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ヤクルトの外野手、丸山和郁選手(26)が秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」において、四国アイランドリーグplus選抜と対戦し、「7番・中堅」で先発出場しました

この試合は10月6日に西都原運動公園野球場で行われ、ヤクルトが10対4で勝利を収めました

試合の中で丸山選手は、二回に迎えた第1打席で、2死三塁の場面から中前適時打をマーク

打撃不振の中、このヒットがどれほど大きな意味を持つのかを本人も実感しています

「ずっとバットへの当たり方も感覚も全部ぐちゃぐちゃだったので、ヒットが出るイメージが湧かなかった

ここ最近にない内容で、ちゃんとバットで弾けて、結果が出たことは一番良かったです」と振り返りました

この打席では、カウント3―1からの5球目を146キロの速球に合わせ、バットが折れかけながらも見事に打ち返し、三走の沢井選手を帰還させる先制打となりました

一塁ベース上では笑顔も見せ、試合の立ち上がりに貢献しました

昨シーズンはキャリアハイとなる96試合に出場した丸山選手ですが、今シーズンはケガに悩まされ、4月17日の阪神戦で右有鈎骨を骨折し、手術を受けた影響でわずか39試合の出場にとどまりました

「やっぱり危機感はかなり持っています

打たないとつかってもらえない

結果が全てのシビアな世界」だと語ります

この秋季教育リーグやキャンプ、自主トレを通じて自身を見つめ直し、技術を磨くことが必要だと考えているようです

丸山選手は、青木GM(ゼネラルマネジャー)特別補佐からの助言も大きな支えにしているとのことです

青木氏は現役時代から自主トレに同行し、数々の教えを伝えてきました

「バッティングが駄目だったら、バッティング練習をすればいいと思っていましたが、『まずは体だ』と言われました」と明かし、肉体の充実が技術向上に繋がることを理解しています

「気持ちを入れて、本当に危機感を持って取り組みたい」と意気込みを述べ、定位置奪取に向けての挑戦を誓いました

丸山選手の自信回復に向けた取り組みは、今後のシーズンでも注目を集めるでしょう。特に、青木GM特別補佐からの助言は非常に貴重で、技術向上だけでなく、精神面でも支えとなっています。彼の今後の成長に大いに期待が寄せられます。
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