中日・石伊雄太 捕手が2年目に向けた本格練習を開始

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徐々にシーズンへ向けて動き出す石伊雄太

中日のドラフト4位新人捕手、石伊雄太選手(25)が6日、ナゴヤ球場にてシーズン終了後初の本格的な練習に参加しました

これは、9月30日の巨人戦(東京ドーム)で痛めた右手の状態を確認しながら、フリー打撃やノックを行うもので、2年目に向けて始動を図ったものです

初年度の経験と成長への意欲

彼は1年目のシーズン中に1軍で85試合に出場し、捕手としてチームを支える役割を果たしました

石伊選手は、「打撃や守備で試合勘を養えた」と、自身の成長を振り返ります

しかしながら、クライマックスシリーズ進出を争った後半戦では、大量点や逆転を許す試合が続き、リードに苦しむ場面も多々ありました

リードへの見直しとコミュニケーションの重要性

石伊選手は、「球種やコースの偏りをなくし、勝っている試合をどうリードするか考えないといけない」と、自身のプレーを客観的に分析しました

また、「自分本位にならないように投手と積極的にコミュニケーションを取って、ボールを選んでいきたい」と述べ、向上心を持って取り組む姿勢を見せました

今回の石伊選手の練習再開は、彼にとって新たなスタートと言えるでしょう。1年目の経験を踏まえ、さらなる成長を目指す姿勢が印象的です。チームとしても、捕手のリードが勝敗に与える影響は大きいだけに、石伊選手の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • 捕手とは?:守備位置の一つで、主に投手との連携を図り、相手打者に対してボールを投げる役割を担います。
  • フリー打撃とは?:選手が投手からのボールを自由に打つ練習で、打撃技術の向上を目的としています。
  • リードとは?:捕手が試合中に投手に対して球種や配球の指示を出すことを指し、試合展開に大きく影響します。

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