取材に応じた長谷川、育成契約に前向きな姿勢を示す
福岡ソフトバンクホークスの長谷川威展投手が10月7日、みずほPayPayドーム内の球団事務所を訪れ、来季の支配下選手契約を結ばないことが伝えられました長谷川投手は、2023年オフに現役ドラフトで北海道日本ハムファイターズから加入し、わずか1年目のシーズンでリーグ優勝に貢献しましたが、2023年3月には左肘のトミー・ジョン手術を受け、今シーズンは実戦での登板がありませんでした
この日、長谷川投手は取材に応じ、「(球団から)育成の打診をされ、これに対して『わかりました』という感じです」と前向きな姿勢を示しました
育成契約とは、選手がプロチームと契約を結ぶ際に、支配下選手ではなく、育成選手として契約することを指します
これにより選手は、球団が求める能力を身につけるためのサポートを受けながら、再び支配下選手としてチームに戻るチャンスを得ることができます
コーチ陣も期待する中、長谷川投手は現在の体調について、「40メートルくらいのキャッチボールはできていますし、順調だと思います」と話し、今後の実戦復帰に向けて「(手術からの回復までには)1年から1年2か月と言われているので、まずは3、4月に試合で投げられるようにしていきたい」と意気込みを語りました
ファンに対しても、「応援してくれる方の前に立ちたいのが一番の原動力です
そのためだけに頑張ります」と力強かった
長谷川威展投手の発言には、選手としての強い意志が感じられます。育成契約を受け入れることで、再び支配下選手としての道を歩むチャンスが開かれるのは、選手にとって大きな要素です。トミー・ジョン手術からの回復は厳しいものですが、それでも前を向いて努力する姿勢は、応援するファンにとっても激励となるでしょう。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは?:肘の内側にある靭帯を再建する手術で、特に投手に多く行われます。
- 育成契約とは?:支配下選手契約とは異なり、選手が育成されることを目的とした契約形態です。
- 実戦復帰とは?:手術やリハビリ後に実際の試合に出場することを指します。

