風間選手は昨年、支配下登録の選手として戦力外通告を受け、育成契約の下で再契約していたが、今回も再び構想外となった
風間選手は秋田のノースアジア大学明桜高から2022年のドラフト1位指名で入団
入団から2年目までは右肘の張りや腰の故障に悩まされ、思うようなパフォーマンスを発揮できなかった
しかし、昨シーズンにはウエスタン・リーグでの初登板を果たし、復活の兆しを見せた
今シーズン、育成選手として再契約した風間選手は「厳しい世界なので、3、4軍で結果を残すことに全力を出し切る」と気持ちを新たにして臨んだが、2軍での登板は果たせなかった
高校時代には阪神タイガースの森木大智投手(22)や横浜DeNAベイスターズの小園健太投手(22)とともに「ビッグスリー」と称された風間選手
森木選手も風間選手と同様に2年連続で戦力外通告を受け、風間選手に対して「ライバルとして同じ舞台で戦いたかった」との思いを語った
今後のプランについて風間選手は「NPBでも社会人野球でも、自分の力を試してみたい」と前向きに話している
風間選手のように有望な選手が戦力外通告を受けるのは、プロ野球の厳しさを物語っています。特に故障が多かった選手にとって、復帰後も自身のポジションを確保することは非常に難しいことです。しかし、風間選手が「自分の力を試してみたい」と語る姿勢からは、前向きな気持ちが感じられ、今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- 戦力外通告とは?:プロ野球選手において、チームが選手との契約を解除することを意味します。選手は新たなチームでの契約を目指さなければならなくなります。
- 育成選手とは?:所属するチームの支配下登録を受けていない選手で、練習や試合に参加しながら成長を促されます。成績が良ければ支配下登録されることもあります。
- ドラフト1位とは?:プロ野球において、新人選手を獲得する際の指名順のことで、一番最初に指名された選手を指します。通常、期待される選手が選ばれます。

