ロッテの荻野貴司と石川歩が今季限りで退団、現役続行の意向を尊重

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千葉ロッテマリーンズは7日、外野手の荻野貴司(39)と投手の石川歩(37)が今季限りで退団することを発表しました

両選手ともに現役続行の意向が強く、コーチ就任の打診に対する話し合いが行われたものの、選手自身の意思が優先されました

荻野貴司のキャリア

荻野選手は2010年にドラフト1位でロッテに入団し、母校のチューリップ大の名を背負いながら、今季が16年目を迎えました

彼は2021年には最多盗塁と最多安打のタイトルを手にするなど、リーグを代表する外野手としての地位を確立していました

しかし、今季は1軍での出場がありませんでした

荻野選手のコメントによれば、「今シーズンをもちましてマリーンズのユニホームを脱ぐこととなりました

入団から16年間、応援していただいたファンの皆様、そして、ここまでサポートし続けて下さったスタッフ、関係者の方々、心より感謝申し上げます

今後のことはまだ分かりませんが、またグラウンドで元気にプレーをしている姿を皆様にお見せできることを願っています

16年間、本当にありがとうございました!」と感謝の意を示しました

石川歩のキャリア

富山県出身の石川歩選手は、2014年にドラフト1位でロッテに入団し、19、20、22年の3度開幕投手を務めました

特に2016年には最優秀防御率のタイトルを獲得し、チームのエースとしての役割を果たしました

昨オフには右肩手術を受け、その後育成契約に移行しましたが、24年6月には支配下選手に復帰し、シーズン中には3勝を挙げています

しかし、今季も1軍での登板機会はありませんでした

石川選手は「12年間 本当にありがとうございました

関わっていただいた全ての方に感謝の気持ちしかありません

これからもマウンドで投げていきたいと思いますので引き続き、見守ってください」と、ファンや関係者への感謝を述べました

荻野貴司選手と石川歩選手が退団するというニュースは、ロッテファンにとって非常に悲しい出来事です。どちらの選手もチームに多大な貢献をしてきた歴史があります。特に荻野選手は、最も多くの盗塁を成功させた実績を持ち、石川選手は数々のタイトルを獲得しています。彼らの今後の活躍に期待を寄せています。
キーワード解説

  • ドラフト:ドラフトとは、主にプロ野球選手がプロチームに入団する際に行われる選手選考のことです。新たにプロに入る選手がどのチームに所属するかを決める重要なイベントです。
  • 最多盗塁:最多盗塁とは、一シーズンにおいて最も多く盗塁(相手チームから塁を奪うプレー)を成功させた選手が得る称号です。
  • 開幕投手:開幕投手とは、シーズンの初戦でチームの代表としてマウンドに立つ投手のことで、特に重要な役割を担います。
  • 最優秀防御率:最優秀防御率とは、投手が許した得点と投球回数を元に算出される防御率が、最も低かった選手に与えられるタイトルです。防御率が低いほど、投手のパフォーマンスが高いと評価されます。

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