今季来日1年目にして、共にチームの打線の中軸を担い、来季の契約更新も見込まれる選手たちは、日本での経験を振り返りながら、2年目への意気込みを語った
ファビアンは、チームでは最多タイの138試合に出場し、打率2割7分6厘を記録
17本塁打と65打点は共にチーム最多であり、彼の打撃力はチームにとって貴重な得点源となった
「結果より、良い経験になった
この1年で自信がついたので、来年はもっとできると確信しています」と、成長を実感しながら語った
ファビアンは同郷のモンテロだけでなく、日本人選手たちとも良好な関係を築き、「日本を離れるのは寂しいですが、良いチームで過ごせたと思います
体をリフレッシュした後、来年の準備を始めます」と意気込んでいる
一方のモンテロは、開幕から左脇腹の痛みで離脱したものの、復帰後は4番打者として起用され、打率2割5分5厘、9本塁打、41打点をマーク
シーズンの結果には満足しておらず、「今年の結果は、自分の力を十分に発揮できたとは思いません
来年はもっと2倍の力を出せるようにするため良い準備をしないといけません」と成長への熱意を語った
特に「新井打法」と呼ばれる技術を習得し、母国でもさらに磨きをかけるつもりだ
さらに、来季の契約が流動的なテイラー・ハーン投手(31)もアメリカへ帰国する
広島カープのファビアンとモンテロ選手がともに良いシーズンを過ごしたことは、チームにとって大きな収穫です。来季へ向けた意気込みからも彼らの成長が期待されます。特に日本で学んだ経験を生かして、さらなるパフォーマンス向上に努めてほしいと思います。
キーワード解説
- サンドロ・ファビアンとは?メジャーリーグも経験した外野手で、今季広島カープの主力打者として活躍しました。
- エレフリス・モンテロとは?ドミニカ出身の内野手で、今季は怪我から復帰後に4番打者として重要な役割を果たしました。
- 新井打法とは?広島カープの監督新井貴浩によって提唱された打撃スタイルで、選手に特化した技術を指導しています。

