ソフトバンク、来季契約を結ばない選手を発表 ─ 風間球打投手ら支配下選手と育成選手が戦力外通告

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福岡ソフトバンクホークスは7日、2025年のシーズンに向けて重要な人事発表を行った

チームは田浦文丸投手(26歳)、長谷川威展投手(26歳)を含む支配下選手2名、及び風間球打投手(21歳)を含む育成選手8名に対し、契約を結ばない旨の通達を行ったことを公式発表した

風間球打投手の戦力外通告

風間選手は、ノースアジア大学明桜高(秋田)時代に最速157キロの速球を記録するなど、高いポテンシャルを持つ選手として注目を浴び、2022年のドラフトで1位指名を受けて入団

しかし、昨シーズンは支配下からの戦力外通告を受け、育成契約を締結

その後、今シーズンは2軍での登板がなかったため、再び契約を結ばないとの通告を受けることとなった

田浦・長谷川選手の状況

田浦選手は通算80試合に登板した経験を持ちながらも、今シーズンは一軍登板が無く、心境として「8年間ホークスでプレーして、悔しい気持ちと感謝の気持ちがある」と語った

一方、長谷川選手は昨年シーズンに32試合に登板したものの、右肘の靱帯再建手術を受けてリハビリ中で、育成契約の可能性が検討されている

「来年の3、4月には試合で投げられるようにしたい」と意欲を見せている

その他の戦力外選手

育成選手では、星野恒太朗投手(23歳)、大城真乃投手(22歳)、藤田淳平投手(25歳)、赤羽蓮投手(21歳)、水口創太投手(26歳)、勝連大稀内野手(24歳)、川原田純平内野手(23歳)も支配下選手から戦力外を通告されている

これにより、現時点でオフシーズンに戦力外通告を受けた選手は、計12人に達した

今回のソフトバンクの発表は、多くの選手にとって厳しい現実が突きつけられた形になりました。風間選手は高い期待を背負っていたにも関わらず、成績を残せなかったことに強い悔しさを感じているでしょう。一方、リハビリ中の長谷川選手には、今後も頑張ってほしいという期待が寄せられています。今後、これらの選手がどのような道を選ぶのか、注目が集まります。
キーワード解説

  • 戦力外通告とは?:スポーツチームにおいて、選手がそのチームに必要ないと判断され、契約が打ち切られることを指す。
  • 支配下選手とは?:プロ野球チームが契約している選手の中で、特に一軍でプレーすることが期待される選手を指し、通常の契約条件でプレーする。
  • 育成選手とは?:プロ野球チームに育成を目的とした特別な契約で所属する選手。支配下選手とは異なり、通常一軍での出場経験がないか、再起を目指す選手が多い。
  • 靱帯再建手術とは?:スポーツ選手などが受ける、靱帯(じんたい)という骨と骨を繋ぐ組織を修復する外科手術のこと。多くのアスリートが怪我から復帰するために受ける。

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