巨人・甲斐拓也捕手が復帰へ向けた第一歩、3軍練習でフリー打撃を実施

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2025年10月8日、東京—右手中指骨折で戦列を離れている東京読売ジャイアンツの甲斐拓也捕手が、ジャイアンツ球場で行われた3軍練習に参加しました

これが負傷後初めての屋外でのフリー打撃であり、選手復帰への第一歩となります

甲斐捕手は打撃投手とマシンを相手に合計36スイングを行い、明るい天候の中でボールを打ち返しました

サク越えはなかったものの、右方向への打球を丁寧に打つ様子が見受けられ、本人は「久々に外の景色で打って、ボールの見え方も違ったし、天気も良くて気持ちよかった

患部への衝撃は全然気にならなかった」と、その順調な回復を示しました

その後、甲斐捕手は育成選手である亀田、坂本勇、大津と共に捕手陣の送球練習を行い、自慢の強肩も披露しました

「若い選手と一緒に野球をして楽しかった

いい刺激をもらいながら続けていきたい」とのコメントからは、復帰を果たすためのポジティブな姿勢が伺えます

今季、甲斐捕手は68試合に出場し、攻守でチームを支えていましたが、8月23日の横浜DeNAベイスターズ戦での本塁クロスプレー時に、ヘッドスライディングをした走者に右手が巻き込まれ、骨折に至ってしまいました

幸いにも一度は治療のためにベンチに戻るも、交代せずにプレーを続行し、その後「右中指中手骨頭骨折」と診断されました

8月25日には登録抹消となり、その後療養に入っていましたが、現在は復帰への道を確実に歩んでいます

甲斐拓也選手の復帰を目指す姿勢は、プロとして必要な強さを示している。怪我からの回復過程を楽しむ姿に、彼のポジティブな性格が表れている。若手選手との交流もあり、チーム全体の士気向上にも寄与していることが感じられる。
キーワード解説

  • フリー打撃とは?: 打撃練習の一環で、ピッチャーからのボールを相手にせず、自分のタイミングで打つ練習のこと。
  • クロスプレーとは?: 野球で、走者と守備側の選手が同時に同じ場所に向かうプレーで、主に得点がかかる場面で発生する。
  • 強肩とは?: 捕手や外野手など、ボールを遠くまで速く正確に投げる能力を指し、多くの試合で重要な要素となる。

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