柳町選手は、打率2割9分2厘を記録し、パ・リーグでの打率ランキングで第2位に入った
また、62四球を記録し、リーグの「四球王」としても名を馳せている
出塁率と四球の重要性
出塁率とは、選手が出塁する確率を表す指標で、ヒットや四球、失策などによって計算されるこの指標は、打者の攻撃力を反映する重要なものであり、出塁を重視するチーム戦略において、選球眼が特に重視される
柳町選手の選球眼
柳町選手が記録した62四球の中で、故意四球(その打者が打たれないことを意図した四球)はわずか1回という結果だったこれに対し、2位の選手であるレイエス(日本ハム)は52四球のうち5回が故意四球であることから、柳町選手は相手投手にしっかりと勝負を挑まれる立場にあったことがうかがえる
また、62四球のうち31個はフルカウントからの四球であり、極めて選球眼が優れていることを示している
選球眼と献身的な役割
柳町選手自身は、「しっかりと選球眼というところで僕の強みが発揮できたシーズンだった」と述べ、自他ともに認める選球眼の良さを強調した近年、全体的に打率が下がる「投高打低」の傾向の中で、四球の価値はますます高まっている
打者としての役割は単なるヒットを打つことだけではなく、出塁することでチームに貢献することにもあると語った
359年の四球王たち
| 年度 | 選手名 | 四球数 |
|---|---|---|
| 2024年 | 柳町達 | 62 |
| 2023年 | レイエス | 52 |
| 2022年 | 山田哲人 | 59 |
柳町選手の活躍は、現代野球において重要視される『選球眼』の素晴らしさを改めて示すものでした。四球を選ぶことが単なる出塁方法だけでなく、チームにも大きな影響を与えることを証明しています。今後も彼の成長が期待されます。
キーワード解説
- 出塁率とは?野球における出塁率は、選手が打席に立った際に出塁する確率を示すもので、ヒットや四球に加え、四死球なども含まれます。
- 四球王とは?四球王とは、特定のシーズンにおいて最も多くの四球を選び出した選手に与えられる称号で、選球眼が優れていることを示します。
- 選球眼とは?選球眼は、バッターがピッチャーの投球を見極める能力を指し、これが優れている選手は四球を多く選ぶことができます。

