侍ジャパン、韓国との強化試合メンバー発表。WBCへ向けて若手選手に期待

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野球日本代表・侍ジャパンは8日、来る11月15日および16日に東京ドームで開催される韓国との強化試合に臨むメンバー28人を発表した

この試合は、2023年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた最後の国内選考の場となる

選ばれた選手たち

今回の選考では、巨人の岡本和真選手、DeNAの牧秀悟選手、中日の新人投手・金丸夢斗選手が名を連ねた

岡本選手は若手選手を代表する存在であり、将来への期待が寄せられている

一方で、米メジャーリーグ移籍を目指しているヤクルトの村上宗隆選手や、阪神の佐藤輝明選手は選出から外れた

監督と選手への期待

侍ジャパンの井端弘和監督は、二遊間(セカンドとショートの位置)や外野の選手たちに注目し、「国内組しかいないポジションがいくつかある

この局面で勝ち抜いてほしい」と期待のコメントを寄せた

調子が不安定な選手について

井端監督は、選手の調子に不安があり、過去に選ばれた選手も考慮しながら最終的なメンバーを見極めていく必要があると明言した

この強化試合は、来年のWBCに向けた戦略を構築する重要な機会と位置付けられている

試合ルールの変更点
今回の強化試合は、来年のWBCに合わせたルールで行われる

具体的には、投球間の時間を制限する「ピッチクロック」や、バッテリー間のサインを電子機器で伝える「ピッチコム」、拡大ベースを使用する計画だ

監督は、「日本にはないルールで戦わないといけないので、選手たちには慣れてもらいたい」と語った

強化試合前の合宿は11月6日から12日まで、宮崎市内で行われる予定だ

今回の侍ジャパンの強化試合メンバー発表は、将来を見据えた若手選手の機会を与える重要なステップだと言えます。特に岡本和真選手の選出は期待を裏切らない活躍が求められます。また、最近のルール変更にも後れを取らないように対応することが求められる中で、選手たちがどのように成長していくのかが注目です。
キーワード解説

  • 強化試合とは?強化試合とは、通常のリーグ戦とは異なり、特定の目的を持って行われる試合で、チームの戦力を試したり、若手選手の育成を目的としています。
  • WBCとは?WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は、野球の国際大会であり、世界中の国や地域からチームが参加し、トップレベルの選手たちが競い合います。
  • ピッチクロックとは?ピッチクロックは、投手がボールを投げるまでの時間を制限する装置で、試合のスピードアップを図るために導入されました。
  • ピッチコムとは?ピッチコムは、バッテリー間(投手と捕手)でサインを電子的に伝えるシステムで、サインを盗まれたくない時に使われます。
  • 拡大ベースとは?拡大ベースは、通常のベースよりも大きいサイズのベースで、安全性を高めて盗塁をしやすくすることを目的に使用されます。

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