巨人・丸佳浩、打撃フォームを見直しCSへ挑む
巨人・丸佳浩外野手(36)が、シーズン最終盤に打撃フォームのマイナーチェンジを実施し、クライマックスシリーズ(CS)へ向けた準備を進めている丸は打席の立ち位置を約15センチ、ベース寄りに変更し、これによって外角に広がるヒットゾーンを作ることに成功した
今季はポストシーズンに向けて、そのフォーム改造を活かし、チームへの貢献を目指している
打席のフィジカルな変化がもたらす効果
具体的には、9月28日のヤクルト戦以降、丸は自身の打席における立ち位置を半足分(約15センチ)変更これにより、軸足である左足が捕手側の白線をかすめるようになり、外角への対応がしやすくなった
9月中は18打席無安打という苦境を経験したが、「結果が出ていないときこそ変えるチャンス」とし、シーズン中の大胆なスタイルチェンジを決意した
CSに向けた期待と意気込み
今季の丸は、ジャイアンツに入団して以来、同じく27本塁打を記録した2022年に迫る好成績を収めており、最終戦では2本のツーベースヒットを放って調子を上げている「終わりよければ全てよしとまではいかないですが、CSでも良い試合をしたい」としっかりとした意志を持って臨む姿勢も見せている
来季以降も視野に入れた変更
丸はこの変更を単なる短期的な対策としてではなく、来年以降も見据えた戦略として捉えている特に、クライマックスシリーズで対戦する横浜DeNAの左腕投手たちに対して、うまくアプローチするための準備が整っていると考えられている
特に、逃げるスライダーを多投する左投手・ケイとの対戦が期待される
長年の経験を活かし、「年齢を重ねるごとに、うまくいってない状況がむしろワクワクする」と語る丸は、今後の挑戦への意欲を示している
今季、9度目のCS出場を果たすことになった彼は、「まだシーズンが終わってほしくない」と熱い想いを抱いている
進化を続けるベテランが、下克上の秋を先導する姿勢は、ファンにとっても期待の象徴となっている
巨人の丸選手が打撃フォームを見直すというニュースは、プロ野球界において非常に興味深い内容です。特にシーズン終盤に変化を加えることで、プレッシャーの中でも自らのスタイルを確立しようとする姿勢は、若い選手やファンにとっても大いに刺激になります。CSに向けて、丸選手の活躍が期待されます。
キーワード解説
- 外角とは?: 外国では、バッターから見てコースの外側に投げられるボールのことを指します。外角の球は、バッターにとってヒットを打つのが難しいため、特に左打者にとっては扱いが重要です。
- クライマックスシリーズ(CS)とは?: プロ野球のポストシーズンの一部で、リーグ戦の上位チームがプレーオフ形式で争い、日本シリーズへの出場権をかけて戦います。
- ツーベースヒットとは?: バッターが打ったボールがフェアゾーンに落ち、二塁まで安全に到達するヒットのことを指します。

