中日ドラゴンズ、2024年ドラフトに向けた選手スカウト会議を開催
中日ドラゴンズは10月8日、名古屋市内の選手寮「昇竜館」にてスカウト会議を行い、2024年のドラフト会議に向けた指名候補選手を約90人に絞ったスカウト部長の堀中氏によると、上位候補選手としては健大高崎の石垣元気投手、青学大の中西聖輝投手、創価大の立石正弘内野手などが名を連ねた
この日の段階では、1位指名の選手が投手でいくのか、野手でいくのかは結論が出されていない
井上一樹監督(54)は、「どちらでいった方がいいか
2週間あるので密に連絡を取り合いながら詰めていこうと思います」と述べ、スカウト陣との連携を強化していく意向を示した
井上監督は昨年のドラフトで、巨人、阪神、DeNA、中日と4球団が競合する中から金丸選手をドラフト1位で指名し、その際には左腕をブン回して大きなガッツポーズを決めた
この喜びの瞬間は地元テレビ局で何度も放送され、名古屋の街は大いに盛り上がった
井上監督は「(1位指名が)競合してクジ引きになるかわからないけど、去年のようにいい流れになればいいですね」と球団内の期待感を表した
今年のドラフトは注目選手が例年に比べて少ないため、スカウト会議で議論に上がった選手を指名した場合は競合になる可能性が指摘されている
昨年の成功を受けて、井上監督は「嫌な緊張感があるし」と話しつつ、自身がクジ引きの壇上に立つ可能性もあると示唆した
もし今年も優秀な選手を引き当てることができれば、2年目の逆襲を目指すチームにとって最適なスタートを切ることになるだろう
中日ドラゴンズが2024年のドラフトに向け、選手候補を絞り込む会議を実施しました。井上監督は昨年の成功を引き合いに出しつつ、どの選手を指名するかを慎重に議論する意向を表明しています。期待される選手の競合が自らの手にかかってくるという緊張感は、監督にとっても重要な試練となるでしょう。
キーワード解説
- ドフトとは? 選手を獲得するためのプロセスで、各球団が必要な選手を選ぶために行われます。
- クジ引きとは? 競合が起きた際に選手を獲得するために行われる運試しの手続きです。
- スカウトとは? 有望な選手を見つけるために、試合などを観察する専門の担当者のことです。

