試合は8ー8の引き分けに終わりましたが、山野投手は5回を75球投げて、7安打3失点という成績でした
今季、彼は投手陣において直球の割合を増やすというテーマに取り組んでおり、その中で痛打される場面も見受けられました
しかし、山野投手は「結果よりも今取り組んでいることが大事」と述べ、コーチから与えられた課題に前向きに取り組む姿勢を示しました
プロ入り5年目の今季は14試合に登板し、自己最多の5勝(3敗)を記録
防御率は3.66でしたが、対左打者に対しての被打率は.254と低かったものの、対右打者には.299と高く、これが彼の課題として浮かび上がっています
山野投手はこの問題をコーチとも話し合っており、配球や投げどころ、球の精度を見直すことが重要だと考えています
来季は6年目となるため、飛躍が期待されるシーズンとなりますが、「自分が軸としてやれることが一番」と力量を発揮する意気込みを見せました
多忙なシーズンを乗り切るためにも、山野投手は「一年間ローテーションを守り抜けるように」と決意しています
実りある秋に向けて鍛錬を続けている姿が浮かび上がります
山野太一投手のコメントからは、彼が自己の成長に真摯に向き合っていることがわかります。厳しい競争の中で自身の課題を明確にし、コーチとの密接なコミュニケーションを図る姿勢は、彼の将来に向けた大きな期待を感じさせます。
キーワード解説
- 直球とは?:投球スタイルの一つで、最も基本的な球種であり、速球でストレートに投げることを指します。
- 防御率とは?:投手が自責点を基に算出される指標で、投手の安定性を示します。低い数字ほど良いとされます。
- 配球とは?:投手がどの球種をどのタイミングで投げるかを決定することです。これが勝敗に大きな影響を与えます。

