「パーソル パ・リーグTV」の“月パ”に球界OBが登場
2025年10月6日、プロ野球ファンに人気の「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネル「月曜日もパテレ行き」で特別番組が配信されたこの回には、ソフトバンクホークスの大田泰示氏、楽天ゴールデンイーグルスの銀次氏、そして埼玉西武ライオンズの金子侑司氏が出演し、今季のパ・リーグを振り返る内容となった
番組中、視聴者からの質問に応じる形式で、ソフトバンクの強さや来季に期待される注目選手、さらに今季限りで引退を発表した選手たちへの思いを語った
まず、ソフトバンクの強さについて金子氏は、今季は怪我人が多く心配されたが、昨年レギュラーでなかった選手たちが競い合って活躍し、チームの層の厚さを実感したと述べた
これに対し大田氏も、世代交代が進んでいるにもかかわらず、ホークス特有のプレースタイルは変わっていないと語り、小柄な選手も強い打球を打っている姿に楽しさを覚えたと振り返った
次に、来季に逆襲が期待される選手として銀次氏が挙げたのは、オリックス・バファローズの吉田輝星投手
彼は今季右肘の手術により登板できなかったが、東北出身である彼に対する応援の気持ちを語った
大田氏も吉田選手のストレートに対する称賛を惜しまず、金子氏もその実力を認めた
番組の終盤では、今季限りで引退する中田翔内野手と森唯斗投手に関する話題が展開された
大田氏は中田選手との間にある絆を語り、ホームランをもっと見たかったと寂しさを表し、森選手についてはその人柄を称賛した
銀次氏も中田選手の優しさに共感し、金子氏は中田選手と銀次選手の印象の違いを面白おかしく話してスタジオの雰囲気を和ませた
現役時代はライバルとして戦った3人だが、今ではパ・リーグを共に盛り上げる仲間としてプレーする選手たちを温かく見守っている様子が印象的だった
今季の「月曜日もパテレ行き」でのOBたちの対談は、プロ野球ファンにとって興味深い内容でした。特にソフトバンクの強さの分析や、来季への期待が感じられ、引退選手への温かい思いも伝わってきました。現役選手同士の競争が激化する中で、OBたちがどのように球界を支えていくのかも気になるポイントです。
キーワード解説
- OBとは?:OBとは「オールドボーイ」の略で、引退したプロ選手のことを指します。彼らは球界に長年関わってきた経験を元に、現在の選手たちやチームについて語ることができます。
- 引退を発表した選手:引退を発表した選手とは、自らの意思でプロ野球選手を辞めることを決定した選手のことです。引退は選手人生の一つの大きな節目といえます。
- ストレート:ストレートとは、投手が投げる球種の一つで、回転が少なく、素直に速く進む球を指します。打者にとっては打ちやすい球種とも言えますが、威力のあるストレートは難しい打撃になります。
- 世代交代:世代交代とは、選手やスタッフの世代が変わることを指します。若手選手が台頭し、ベテラン選手が引退することでチームの戦力が更新されていきます。

