阪神・及川雅貴、侍ジャパン強化試合の代表に選出|初タイトルを逃すも次の挑戦へ意気込む
阪神タイガースの左腕投手、及川雅貴(24)が、11月15日と16日に東京ドームで行われる侍ジャパン強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」に日本代表として選出された及川は、二軍球場・SGLスタジアムでの残留練習を終えた後、「うれしいです
日本を背負って戦うので、しっかり対応していい投球ができれば」と笑顔でコメントした
来年の3月には、世界各国の野球代表が参加する「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」が開催されるため、及川はこの強化試合でアピールをしたい気持ちを強調した
「前回大会を見てすごく感動して、自分もチャンスがあれば出ていたいと思っていたので」と述べ、意気込みを語った
今季は、リーグ最多となる66試合に登板し、6勝3敗46ホールド、防御率0.87という驚異的な成績を残しながらも、最優秀中継ぎ賞のタイトル獲得には惜しくも届かなかった
ホールドポイント(HP)は52ポイントで、巨人の大勢選手に2差で敗れた
この成績に対してチーム関係者は「タイトルを取らせてあげたかったという思いはありますよね
素晴らしい数字を残しているわけだから」とのコメントを寄せた
ただし、及川の登板には背景があり、チームとしてブルペンの役割を確立する過程で、多くの場面での登板が行われたため、特定のホールド・シチュエーションではない場面でも投球していた
そのため、チームの戦略が及川の個人成績に影響を与えたと言える
及川はタイミングを切り替えて次の挑戦に向けて意気込んでおり、「常に危機感を感じてやっていますし、CS(クライマックスシリーズ)、強化試合に向けてしっかり準備していければと思います」と述べた
今年6年目を迎えた及川は、自身初のタイトル獲得には届かなかったものの、ポストシーズンや強化試合といった大舞台が待っている
今後の更なる活躍に期待が寄せられる
この記事では、阪神の及川投手が侍ジャパン強化試合の代表に選ばれたことや、タイトルを逃した理由が詳細に述べられています。及川がいかにチームの一員として貢献しているかがわかる内容で、彼の今後の活躍に期待が高まります。
キーワード解説
- 及川雅貴とは?:阪神タイガースに所属する若手左腕投手で、リーグでの投球成績が非常に優れています。
- ホールドとは?:試合中に自チームがリードしている状態で登板し、相手に得点を許さない投球を行うことで得られる記録のことです。
- WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)とは?:世界各国の野球代表が集まり、国を背負って戦う国際的な大会のことです。
- ブルペンとは?:試合中に投手が投球練習をするためのエリアのことを指します。チームの投手層を支える重要な役割があります。

