陽柏翔選手は、10日後に誕生日を迎える遊撃手であり、球界の先輩である宗山塁(21歳、明大)を“最高の手本”とし、そのパフォーマンスに学ぼうとしています
宗山塁選手の高い評価
宗山選手は、ドラフトで5球団が1位指名を競った逸材であり、「20年に1人」の才能と称されています彼は、アマチュアの中でNo.1の遊撃手ともされ、持ち前の守備力と打撃力のバランスが注目されています
陽柏翔選手は、宗山選手のグラブ捌きを注意深く観察しており、自らの守備力向上に努めています
自主トレと夜間練習
新人合同自主トレを終えた後も、陽柏翔選手は夜間練習に参加守備につく宗山選手の後ろで、ゴロ捕球時の足さばきやスローイングを細かく観察していると語りました
「ずっと練習して、どうやってうまくなったか聞いています」と、その熱心な態度が伺えます
意欲的なルーキー
14日にはオフを迎える陽柏翔選手ですが、宗山選手から「今夜も練習やる」と聞かれた際には、迷わず「やります」と答えました“鉄は熱いうちに打て”という言葉を心に留め、休息を取ることなくさらなる練習を選びました
20歳の誕生日を迎える陽柏翔選手
23日には20歳の誕生日を迎える陽柏翔選手母国・台湾では成人式のイベントはないものの、「練習が大事」としつつも「早く1軍に入りたい」と目を輝かせました
楽天の新人選手である陽柏翔選手が、先輩の宗山塁選手から学びながら守備力を高めようとする姿勢が印象的です。若手選手が先輩からの学びを大切にし、それを実践に生かそうとする姿は、プロ野球の未来に期待を抱かせます。
キーワード解説
- ドラフトとは?:プロ野球選手を各球団が選手に選ぶ制度のことです。チームが選びたい選手を指名し、選手がそのチームに入団します。
- 遊撃手とは?:野球のポジションの一つで、内野の中心的な役割を担います。重要な守備位置であり、打撃力も求められます。
- 自主トレとは?:選手がチームに所属している期間中に自主的に行うトレーニングのこと。通常は、練習に参加することが求められますが、選手個々の成長のために特に行われます。

