ヤクルトが池山隆寛氏を来季監督に任命

東京ヤクルトスワローズは10月9日、来季の一軍監督に池山隆寛（いけやま・たかひろ）氏（59歳）が就任すると公式に発表した

池山氏は、現役時代に「ブンブン丸」として知られたスラッガーであり、通算305本塁打を記録している

新監督の実績と背景

池山氏は、2020年から2軍監督としてチームに貢献しており、選手の育成にも力を入れてきた

特に、トリプルスリー（打率3割、30本塁打、30盗塁を同じシーズンに達成すること）を達成した山田選手を始め、今季途中から1軍で活躍し始めた伊藤選手や赤羽選手、北村恵選手などの成長に寄与した

ヤクルトはここ最近3年連続でBクラスとなっており、チーム再建が急務となっている

林田哲哉代表取締役社長オーナー代行は、「6年間にわたり2軍監督として若手を育成し続けており、チームの底上げと再建を託けるにふさわしい人材であると判断しました」と起用の理由を述べた

池山隆寛氏が来季のヤクルト監督に就任することは、チームにとって新たな再出発の象徴と言えるでしょう。2軍監督として若手の育成に成功してきた実績を生かし、チームを底上げすることに期待が寄せられます。

キーワード解説

トリプルスリーとは？ - トリプルスリーは、野球用語でヤストリカー選手が同じシーズンに打率3割、30本塁打、30盗塁を達成することを指します。これは非常に難易度が高く、選手の実力を示す指標の一つです。