巨人阿部監督、CSファーストへの突破へ向けて全力の体制を整える

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年10月9日、東京ドームにて行われた全体練習後、読売ジャイアンツの阿部慎之助監督(46)は、横浜DeNAベイスターズとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージに向けた意気込みを語った

「いってもらうよ

負けたら終わりだし」と明言し、選手たちにフル回転での戦いを求めている

阿部監督は、今季レギュラーシーズンで一度も実施することのなかった、大勢とマルティネスの「3連投」を解禁する意向を示した

この「3連投」とは、投手が3試合連続で試合に登板することを指し、通常は選手の疲労を考慮してあまり行われない戦法である

杉内投手チーフコーチも「もう仕方ないですね

やってもらいましょう」と同意し、この方針がチーム全体で共有されていることを明らかにした

大勢は今季、セットアッパーとして54ホールドポイントを記録し、最優秀中継ぎのタイトルを手にしている

昨年のCSでも3連投を経験した彼は、「1球1球が大事になってくると思う

しっかり集中して投げたい」と意欲を見せており、体調についても「それ(3連投する)状況になれば、しっかりパフォーマンスを発揮したい」と自信を持って語った

また、絶対的守護神のマルティネスは今季、46セーブを記録しており、これが2年連続3度目の最多セーブのタイトル獲得となる

彼を含むタイトルホルダー2名を終盤に惜しみなく起用できれば、相手チームにとって大きな脅威となることは間違いない

チームは、9月19日に一度1軍登録を抹消された森田を先発要員として再び1軍に合流させ、投手陣一丸となって短期決戦を勝ち抜く体制を整えている

【水谷京裕】今回の巨人の阿部監督の方針は、チームの勝利を優先する強い意志を感じさせます。特に3連投の実施は、選手たちの心身に負担がかかる一方で、試合を有利に進めるためには必要な判断かもしれません。タイトルホルダーたちの活躍が期待される今、ファンとしても大変楽しみです。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:日本のプロ野球において、シーズン終了後に行われるプレーオフのことを指し、上位チームが日本シリーズ進出を目指します。
  • ホールドポイントとは?:投手が試合中に登板して、チームが勝っている状況で試合を終えた場合に与えられる指標です。これにより、投手の貢献度が測られます。
  • 中継ぎとは?:先発投手と抑え投手の中間にあたる投手で、試合の途中で登板する役割を持ちます。重要な局面で試合を制御する役割があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。