中日・佐藤龍世、戦力外通告を受ける 現役続行を希望するもトライアウトは未定

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中日ドラゴンズの内野手、佐藤龍世選手(28)は、2025年10月9日、名古屋市内の球団事務所にて来季の契約を結ばないとの通知を受けました

彼は今年6月に西武ライオンズから金銭トレードで移籍し、わずか4ヶ月での退団となります

佐藤選手は移籍直後、6月17日のオリックス戦において、入団会見の2時間後に先発出場し、その試合で初安打および初打点を記録しましたが、その後の活躍は長続きしませんでした

今季は23試合に出場し、打率はわずか1割9分7厘にとどまっています

彼は「悔しいけど、成績が出ていなかった

そのため、いつ(戦力外を)言われてもおかしくなかった」とコメントし、厳しい心境を明かしました

佐藤選手は西武→北海道日本ハムファイターズ→西武→中日という経歴を持ち、5年間で3度のトレードを経験しています

昨年は自己最多となる93試合に出場し、7本塁打を記録したものの、今年3月には寝坊が原因でペナルティを受け、3軍降格を経験するなど、波乱の一途をたどってきました

期待されていた強打者としても、福永選手や高橋周選手といった三塁手の故障で救世主としての役割を期待されていた中で厳しい現実に直面することとなりました

現在、彼は現役続行を強く希望しているものの、来年のトライアウトを受験するかどうかは未定とのことです

プロ野球界での厳しさを実感した佐藤選手が今後どのような選択をするのか、ファンの注目が集まります

佐藤龍世選手の戦力外通告は、プロスポーツ界の厳しさを改めて感じさせる出来事です。現役続行を希望している中でのトライアウトについて、彼がどのような決断を下すのか、暖かい目で見守りたいところです。プレーする姿を再び見られることを期待しています。
キーワード解説

  • トレードとは?選手を別のチームに移籍させることを指します。トレードは、選手の契約権を他のチームに譲渡するもので、金銭トレードは特に、選手の移籍に際して金銭が絡む形の取引を指します。
  • 戦力外通告とは?チームが選手に対して契約を続けない旨を通達することです。この通告を受けた選手は、原則としてそのチームでの活動を続けることができません。
  • トライアウトとは?プロ野球選手が他のチームに自分の能力をアピールするためのテストです。この試験に合格すれば、新たな契約へとつながる可能性があります。

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