井野氏は埼玉県出身で、前橋工業高校を卒業後、東北福祉大学を経て、2005年に大学生・社会人ドラフト7巡目で楽天に入団
プロキャリアを通じて、巨人、ヤクルトを含む3つの球団で累計148試合に出場した
井野氏は2020年に現役を引退し、その後ヤクルトでスコアラーを務め、今季は1軍バッテリコーチとしてチームに貢献してきた
バッテリーコーチとは、主に投手と捕手の連携を強化し、試合での戦術や技術を指導する役割を担っている
また、楽天はこの日の発表に加え、2軍の有銘兼久投手コーチ(47)も退団することを明らかにした
一方で、ヤクルトは来季のバッテリーコーチとして、今季限りで楽天を退団した田中雅彦コーチを招聘(しょうへい)することを検討していることが報じられている
田中コーチは、PL学園から近畿大学を経て2003年にドラフト4巡目でロッテに入団
2013年にはトレードでヤクルトに移籍し、現役引退後にはBC・福井でバッテリコーチと監督、さらにはJFE東日本のコーチを歴任し、2023年から楽天でバッテリーコーチを担当していた
今回の楽天のコーチ陣の交代は、チーム戦略の見直しの一環と見られる。井野氏の豊富な経験を生かし、チームの強化につなげることが期待される。バッテリーコーチの重要性は高く、新たな指導方針がどのように選手に影響を与えるのか、注目が集まる。
キーワード解説
- バッテリーコーチとは?:バッテリーコーチは、投手と捕手の連携を強化し、試合の戦術や技術を指導する役割を持つコーチのことです。
- スコアラーとは?:スコアラーは、試合中のデータや情報を収集し、選手やスタッフに分析結果を提供する役割を持つスタッフです。

