中日・上林誠知選手、打撃の間合いを追求し来季へ備える

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中日ドラゴンズの上林誠知外野手(30)が、10日に行った打撃練習で投手との「間合い」を追求する意向を表明しました

間合いとは、打者が投手の投球に対してスイングを始めるタイミングを指します

上林選手は「自分の間合いを突き詰めた上で、どんな投手にも対応できるようにシンプルにしたい」と語りました

上林選手は、移籍後2年目の今季、134試合に出場し、打率は.270、ホームランは17本、打点は52に達し、27盗塁を記録しました

これにより、右翼のレギュラーを確保

規定打席に到達したのは、ソフトバンク時代の2018年以来7年ぶりのことです

「来年が大事」と話し、再び定位置を確保するための準備を進めています

上林選手は8月には月間で打率.349と絶好調でしたが、チームが低迷した9月には月間打率.230と苦しい時期を迎えました

特に走者がいる際、投手がクイックモーションで投球するため、右足を上げるタイミングが取りにくくなることが課題です

間合いをシンプルにすることで、苦手な投手との対戦でもタイミングのずれを少なくし、調子の波を安定させる狙いがあります

さらには、ホームランウイングが新設されることに伴い、「球場が狭くなるので、当てれば長打の可能性も出てくる」との見解も述べました

今月はナゴヤ球場で足の上げ方やステップを試し、レギュラーの座を守り抜く意気込みを見せています

上林選手の「間合い」の追求は、今後の試合でのパフォーマンスに大きく関わるでしょう。特に打撃の安定性を求める中で、シンプルなスタイルへのシフトは、彼にとっての成功に繋がるかもしれません。また、全体的なチームの低迷を打破するためにも、こうした個々の工夫が必要とされている時期に来ているのではないかと感じます。
キーワード解説

  • 間合いとは?打者が投手の投球に対してスイングを始めるタイミングのことを言います。
  • クイックモーションとは?投手が走者を警戒して早めに投球する動作です。
  • 打率とは?打者がヒットを打つ確率を示し、成績の重要な指標です。
  • ホームランとは?打者がボールを打って自らの得点を得るために、外野フェンスを越えるヒットのことを指します。

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