彼は10日、西部ガスとの3軍戦に先発し、3回を投げて4安打1失点という成績を収めた
この試合は、みずほペイペイドームで行われ、上沢にとって重要なテストとなった
試合は初回から動き、上沢は連打を浴びる形で1死二、三塁というピンチを切り抜けることができなかった
結果として内野ゴロの間に1点を失うが、その後は2回以降も得点圏に走者を背負いながら無失点に抑えた
上沢は試合後に「投げている感じはそんなに悪くなかった」と語り、フォークボールのスライドが強かった点を改善すべき課題として挙げた
今季、移籍1年目の上沢は、これまでに12勝（6敗）を挙げ、防御率は2.74を記録
特に8月以降は無傷の6連勝を達成し、チームのリーグ2連覇に大きく貢献している
CSファイナルステージでは、第3戦（17日）の先発が濃厚であり、ポストシーズンでの登板は日本ハム時代の2018年以来のことになる
「楽しみの方が大きい
しっかり仕事をしていきたい」と意気込みを見せた
上沢投手の調整登板は、クライマックスシリーズに向けた重要なステップであり、ピンチを切り抜けた経験が今後の自信につながるでしょう。彼の向上心とチームへの貢献への思いが、ポストシーズンでの活躍に繋がることを期待しています。
キーワード解説
- クライマックスシリーズ（CS）とは？ CSは、プロ野球のリーグ戦を終えた後に行われる、優勝決定戦のことで、通常はリーグの上位チームが参加します。
- 防御率とは？ 投手がどれだけ効率的に得点を防いでいるかを示す指標で、数字が低いほど優秀とされています。
- フォークボールとは？ 投手が投げる球種の一つで、落ちる特性があり、バッターにとっては難しい球です。
