日本ハム・新庄監督がオリックスとのCS前日会見での発言に注目
日本ハムの新庄剛志監督(53)が「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」の前日会見に出席しました初戦は11日から本拠地エスコンフィールドで行われ、相手はオリックスの岸田監督です
この会見では新庄監督がこれまでの対戦成績を振り返りながら、「こういう時が一番良くない」と強い警戒感を示しました
新庄監督は今シーズンのオリックスとの対戦成績が「12勝12敗(1分)」で五分であったことを認めつつも、オリックスが3連覇を経験していることを考慮し「経験値がオリックスの方がある」と指摘しました
その上で、評価として「勝ち負けで言えばオリックスの方が有利かな」と述べ、プレッシャーがかかる中での試合に向けて強い危機感を表明しました
会見では、オリックスの先発選手についても言及があり、特に「なかなか打てる投手じゃない」と厳しい言葉が続きました
「リリースポイントが狂ってくれたらいいな」との発言は、打者にとっての選球眼が重要であることを示しています
新庄監督は、オリックスの攻撃陣についても警戒していますが、特に救援陣の好不調の波が激しいことに着目し、試合終盤に「付け入るスキがある」と見ているようです
前回の対戦結果を参考に、戦略を練る姿勢が伺えます
さらに、他のチームもオリックスの弱点を分析していることが含蓄されています
特に、今後の試合で日本ハムがオリックスの「死角」をつけるかどうかが焦点となるでしょう
今回の会見での新庄監督の発言は、単なる試合前の駆け引きだけではなく、実際の戦略に基づいていることが明らかです。オリックスの強みを正しく理解しつつ、そこに潜む弱点をついて勝利を目指す日本ハムの姿勢が印象的です。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?:プロ野球のシーズン終盤に行われるプレーオフ制度で、リーグ優勝チームを決定するための重要な試合です。
- 救援陣とは?:試合中に先発投手の後を継いで投げる投手の集団で、主に点差が縮まりそうな際に味方チームを救う役割を担います。
- 選球眼とは?:バッターがボールのコースや球種を見極める能力のことで、投手が投げる球を正確に判断して、ボールとストライクを区別することを指します。

