中日・藤嶋健人投手、来季チェンジアップを解禁へ

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中日の藤嶋健人投手(27)が10日、来季に向けて新たな球種であるチェンジアップを解禁する考えを明かしました

この球種は、強い腕の振りから放たれる「遅い直球」をイメージしたもので、緩急を使うことによって投球の幅を広げる狙いがあります

藤嶋投手は秋季練習2日目をバンテリンドームナゴヤで行いながら、次シーズンに向けてさらなる進化を目指しています

今季、藤嶋投手はキャリアハイの60試合に登板し、23ホールドを記録しました

この成績を受け、彼は既に来季の戦術を見据えており、今後は直球、カーブ、フォーク、スライダーの4種類の球種に、新たにチェンジアップが加わることになります

藤嶋投手は「変化球をもうひとつ増やします

来年は長年温めてきたチェンジアップを使います」と語り、これまで練習は重ねてきたが、実戦では未使用であったことを明かしました

しかし、シーズン終盤に入って、「ようやくコントロールができるようになってきた

思い描いた球になってきた」と感じているようです

このオフにはキャッチボールなどを通じて、来季の解禁に向けて仕上げていく考えです

藤嶋投手がなぜチェンジアップを選択したのか、彼は「自分は真っすぐが一番良い球種

それをより生かすことを考えた」と説明しています

137キロ程度の直球に対し、目指すチェンジアップは120キロ前半です

最終的には、直球と同じ強い腕の振りで、遅い球を投げることが究極の目標だとしています

藤嶋投手が新たなチェンジアップに挑戦する姿勢は、選手としての成長意欲を感じさせます。実戦での使用がこれまでなかった球種を取り入れることで、彼の投球がさらに多様化し、打者にとって厄介な存在になることでしょう。
キーワード解説

  • チェンジアップとは?:チェンジアップは、投手が投げる変化球の一種で、直球と同じ腕の振りで投げることで、打者を惑わせることを目的とした球種です。
  • ホールドとは?:ホールドは、リリーフ投手が試合中に登板し、先発投手の勝ちを守る役割を果たしたことを示す指標で、特定の条件を満たすとカウントされます。

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