巨人岡本選手、CS第1戦で不振も前向きに切り替え

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◇セCSファーストステージ第1戦 巨人2―6DeNA(2025年10月11日 横浜) プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦で、読売ジャイアンツ(巨人)の主砲、岡本和真内野手(29)は出場したものの、3打数無安打、1四球、1三振という結果に終わりました

試合が行われた横浜スタジアムは敵地にもかかわらず、360度の観客に真っ青に染められたスタンドが印象的でした

昨年のクライマックスシリーズファイナルステージでは、巨人は3位の横浜DeNAベイスターズに対して、4度の申告敬遠を受けるなど打撃陣が抑えられてしまいました

その結果、わずか6試合で9得点に終わり、チーム打率も.170に留まりました

この悪夢を再現させないためにも重要な第1戦となりましたが、岡本選手は再び抑え込まれる結果となりました

試合では、岡本選手は第1打席で先発投手のケイから四球を選ぶ一方、4回の第2打席では中飛に倒れ、6回の第3打席では低めのスライダーに手が出ず見逃し三振となりました

チーム全体としても、ケイに7回で8つの三振を奪われ、わずか2安打と苦しい展開が続きました

試合後、岡本選手は「まあ、チーム全体が抑えられているので、明日また切り替えて頑張りたい」と語り、前向きな姿勢を見せました

今季のレギュラーシーズンでは、聖地・横浜での対DeNA戦において打率.586、2本塁打、10打点と好成績を収めていただけに、ファンの期待も高いところです

「一発勝負だから、次はない

切り替えてまた明日頑張るしかない」と岡本選手は意気込みを見せていました

2025年シーズンは大ケガで3カ月離脱もあっただけに、チャンスをものにするための意志は強いようです

今回の試合はチーム全体が抑え込まれる中で、岡本選手がどう打開策を見出すかが鍵となりそうです。これまでのシーズンの成績から、実力は明らかであり、明日以降の戦いにも期待がかかります。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?野球の postseason において、各リーグの上位チームが争うトーナメント形式の大会です。
  • 申告敬遠とは?試合中に投手が打者を故意に歩かせるために、監督が公式にその意志を表明する制度です。
  • 打率とは?選手の打撃成績を示す指標で、安打数を打数で割ったものを指します。

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