試合は日本ハムが2-0で勝利し、重要な一歩を踏み出した
試合の4回、郡司は1-0の場面で2死の状況から、オリックスの先発投手・山下の投じたフォークボールを完璧に捉え、左翼席に豪快なソロ本塁打を運んだ
彼は「久々の〝確信〟が出たので、温めてきたバットフリップを出しました」とコメントし、思い出のプレーに憧れを抱いていたことを語った
昨年のクライマックスシリーズでは、郡司は16打数無安打だったため、今回の本塁打は特に重要な意味を持っていた
彼は、打席での大胆な判断を生かし、二回の第1打席では右中間に二塁打を放っていたことが自信となり、フォークボールに狙いを定めることができた
また、この日の郡司の活躍は、選手たちの士気も高めた
4番・清宮幸は「僕のゲッツーで、相手投手の気が緩んだおかげで打てたホームラン」と冗談を交えながら、郡司を称賛した
新庄剛志監督もベンチから「むちゃくちゃ格好良かった」と彼のパフォーマンスを絶賛し、チーム全体で良いムードが漂っている
日本ハム・郡司裕也の四回での本塁打は、彼自身の復活を感じさせる瞬間であり、昨年の不振を払拭する印象的なプレーでした。新庄監督の称賛や、チーム内の明るい雰囲気も相まって、その勝利は今後のクライマックスシリーズに向けた大きな励みとなることでしょう。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?プロ野球のプレーオフ制度で、リーグ優勝チームとそれに続く成績を収めたチームが争うトーナメント形式の試合です。
- バットフリップとは?ホームランを打った後、バットを投げる行為で、喜びや自信を表現するスタイルのことです。

