巨人、CSファーストステージでDeNAに敗北し下克上日本一への道閉ざす

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プロ野球の「2025 JERA クライマックスシリーズ(CS)セ」は、10月12日、横浜スタジアムでファーストステージ第2戦が行われ、レギュラーシーズン3位の巨人が2位のDeNAにサヨナラ負けを喫しました

これにより巨人はCSでの敗退が決まり、今年もまた下克上日本一への道が閉ざされる結果となりました

試合は初回から波乱の展開を見せました

両チームが各々5点を奪い合い、5対5の同点のまま試合は延長戦に突入

巨人は11回表、途中出場の小林が二塁打を放ち、続く攻撃で佐々木の一ゴロの間に勝ち越しの1点をもぎ取ります

しかし、6対5というリードを握ったまま迎えた11回裏、巨人の8番手投手、田中瑛がピンチを迎えました

田中瑛は、2死走者なしから石上に内野安打を許し、続けてノーマークで二盗を決められるなどピンチを拡大します

そこから林の適時打で同点に追いつかれると、代打・度会の右前打で1死一、三塁となり、ついに蝦名にサヨナラ打を許してしまいました

この試合の先発投手、戸郷は初回に打者11人を相手に6安打を放たれ、5失点で降板

以降は中継ぎ陣が奮闘し、無失点を続けたものの、勝利まであと1死という場面で力尽きた結果となりました

巨人は初回に佐々木がプロ初アーチを放つなど、好スタートを切ったものの、その後は同点に追いつかれ、最後の試合を勝ち切れなかったことが悔やまれます

今回の巨人とDeNAの試合は、両チームともに接戦となりましたが、巨人の投手陣が最後に崩れてしまったのが痛手でした。特に初回にリードを取ったものの、その後の守りが弱かったことが敗因かもしれません。また、サヨナラ負けは心理的にも大きなダメージとなります。巨人が再び強さを取り戻すためには、投手陣のさらなる強化が求められます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?プロ野球のポストシーズンで行われる playoffs(プレイオフ)の一部で、各リーグの優勝チームを決定するための試合です。
  • サヨナラ負けとは?試合終盤、相手チームが得点し、勝ち越されてそのまま試合が終了することを指します。
  • 下克上とは?通常、格下のチームが格上のチームに勝利することを表す言葉で、特に野球では注目を集めます。

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