日本ハムが逆転勝利、レイエスの適時打が光る

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<パ・CSファーストステージ:日本ハム5-4オリックス>◇第2戦◇12日◇エスコンフィールド日本ハムは12日、オリックスとのパ・セントラルリーグファーストステージ第2戦で逆転勝利を収め、シリーズを1勝1敗のタイに戻した

この試合のヒーローは8回表に逆転の2点適時打を放ったレイエス選手だ

試合は終盤に差し掛かり、8回2死一、二塁という場面でレイエス選手が打席に立った

フルカウントからオリックスのバッテリーは3つの選択肢を考えなければならなかった

まず、1つ目は低めのフォークボール

しかし、レイエス選手はカウント1-1から2球続けて低めのボールに対してスイングしなかった

この反応は、彼がボールをよく見ていることを示すもので、オリックス側には次の投球が難しい局面となった

続いて、オリックスは真っすぐの球を選択することにし、ここで内角へ投げ込む選択肢もあった

実際、初球は内角への真っすぐで見逃しを奪っている

ただ、内角球はホームランバッターにとってリスクが伴うため、選択肢から外れ、外の真っすぐが選ばれた

この選択は、直前の5球目に外の高め真っすぐで空振りを取った実績からも判断されたものと思われる

結果的に、外の真っすぐが高めに入り彼の打球は右中間に飛び、逆転の2点適時打となった

この打撃が成功したことは、レイエス選手の技術が優れていることの証明でもある

彼は真っすぐとフォークをしっかりとマークしながら、どちらの球にも対応できる打撃を見せた

さらに、試合を振り返ると、8回2死からの万波選手と矢沢選手による連打がチャンスを作り出した

これにより、日本ハムは逆転のきっかけを掴むことができ、チーム全体のしぶとさが垣間見えた

新庄監督が特別な戦術を用いることなくこの逆転劇を演出したことからも、今季の日本ハムの力強さが垣間見える

ファイナルステージに進出した際には、王者ソフトバンク相手にも十分に戦える可能性があると感じさせる試合内容であった

この試合では、日本ハムのレイエス選手が逆転に大きく貢献しました。彼の適時打は、その瞬間の緊張感と戦略が凝縮されたものであり、オリックス側は選択に悩んでいる様子が伺えました。このような一戦を通して、チーム全体のしぶとさが際立ち、ファイナルステージへの期待感が高まります。
キーワード解説

  • 逆転打とは?:野球における逆転打とは、試合の流れを変える得点をもたらすヒットのことを指し、特に試合の終盤で行われることが多い。
  • フォークボールとは?:フォークボールは、ピッチャーが投げる変化球の一種で、ボールが落ちる軌道を描いて打者を惑わせるために用いられる。
  • フルカウントとは?:フルカウントとは、ストライクが3つ、ボールが2つの状態を指し、次の投球が決定的なものとなる重要な局面である。

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