阪神とDeNA、初のファイナルS対決が始まる – サファイナルSの行方を占う

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 「JERA CSセ・ファーストS・第2戦、DeNA7-6巨人」(12日、横浜スタジアム)において、阪神タイガースがファイナルSで対決する相手が横浜DeNAベイスターズに決定した

両チームは過去に4度のクライマックスシリーズ(CS)で対戦しているが、ファイナルSでの直接対決は今回が初めてとなる

 ファイナルSでは阪神が1勝のアドバンテージを持っており、阪神OBの中田良弘氏がこの対戦について意見を述べた

ピッチャーの観点から見ると、ファーストSで不在だった宮崎選手とオースティン選手がファイナルSにも欠場する場合、投手陣にとってはプレッシャーが軽くなると指摘

下位打線を打っていた林選手や石上選手が活躍したことは評価しつつも、両選手と宮崎選手、オースティン選手を比較すると、警戒すべき度合いが異なるとした

 対戦のカギを握るのは、初戦の結果だと中田氏は強調する

阪神は1勝のアドバンテージを持っているため、DeNA側としては初戦を奪取し、1勝1敗のタイに持ち込むことが重要だ

DeNAは2連勝を経て、初戦には先発予定の東選手を立てる見込みであり、その投手を打ち崩すことができるかが勝敗を分けるポイントとなるだろう

 DeNAには阪神との相性が良い投手が多く、特に昨日の試合で7回2失点で勝利を収めたケイ選手は、防御率が非常に優秀(0.85)である

一方、阪神サイドが不安視しているのは、実戦から離れているブランクである

この状態により、戦況に影響が出る可能性がある

 ただ、阪神の地利も見逃せない

甲子園球場はハマスタに比べて広く、これが投手にとってさらに投げやすい条件となる

過去の対戦データも踏まえ、仕切り直しとしてこのファイナルSでは阪神が有利に働くと中田氏は結論としているが、DeNAが初戦を取った場合の勢いも無視できない

今回の阪神とDeNAの対戦は、歴史的な意味合いを持つファイナルS初の対決であり、両チームにとって特別な試合となる。両者の投手力や戦略がどう活かされるのか、今後の試合が楽しみだ。
キーワード解説

  • ファイナルSとは?:プロ野球のクライマックスシリーズにおける最終ステージ。リーグ優勝を目指した直接対決となる。
  • アドバンテージとは?:特定の条件や状況において一方に有利な状態を指す。阪神は1勝のアドバンテージを持っているため、相手よりも有利となる。
  • スカウティングとは?:対戦チームや選手の情報を収集し、分析することを指す。これにより、戦略を立てる基礎が作られる。

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