DeNAが逆転劇で巨人を下し、CSファイナルステージへ進出
＜セ・CSファーストステージ：DeNA7－6巨人＞◇第2戦◇12日◇横浜プロ野球のクライマックスシリーズが白熱する中、今季2位の横浜DeNAベイスターズが3位東京読売巨人と対戦し、劇的なサヨナラ勝利を収めた
試合は延長11回まで進み、最終的にDeNAが7-6で勝利
これにより、DeNAは15日から甲子園で行われる阪神とのCSファイナルステージに駒を進めた
試合の展開
試合は一回表に巨人が5点を先制先発投手のジャクソンが苦しむ中、チームは早々に追い込まれた
しかし、1回裏に佐野恵太外野手が2ランホームラン、続いて石上泰輝内野手が3ランを放ち、たちまち同点に追いつく
試合は緊迫感を帯びた展開となった
延長戦の劇的な決着
延長11回、DeNAは2死走者なしの状況で、石上が内野安打を放つそして、二盗を決めてチャンスを作ったところで、林琢真内野手が同点の適時打を放った
最終打者となったのは蝦名達夫外野手
彼のサヨナラ打が決まり、観衆は興奮の渦に包まれた
監督と選手のコメント
三浦監督は試合後、「切り替えの雰囲気がとても良かった」と選手たちの臨機応変な対応を評価蝦名は「チームは信じる力で勝利を引き寄せた」とコメントし、林も周囲の支えがあったからこそ勝利に結びついたと感謝の意を述べた
直前の強豪である巨人に対する勝利は、昨年の日本シリーズ優勝からの経験にも支えられている
選手たちはその自信を胸に、次なる挑戦である阪神との対戦に臨む
これからもDeNAは、試合の重要な局面でも最後まで諦めない姿勢を貫くことが求められる
その強さは、本物となっていると感触を得ている
今回の試合は、DeNAが持っている強さを改めて証明しました。厳しい状況でも選手が諦めず、信じ合って挑戦する姿勢が勝利に結びついたことがこれからの試合にも良い影響を与えるでしょう。特に延長戦で見せた選手たちの粘り強さは印象的でした。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは？プロ野球のシーズン終了後に行われるポストシーズンの大会で、優勝を争うためのプレーオフです。
- サヨナラ打とは？試合が最後のイニングで、得点により相手を下す打撃を指します。これにより試合がその場で終了します。
- 内野安打とは？野球で、バッターが打ったボールが内野手のグラブに捕られずに一塁に到達することを言います。打者の素早い走塁も重要です。
- 二盗とは？走者が一塁から二塁への進塁を図る行為で、高度な判断力とスピードが試される場面です。
