中川皓太、CSでの悔いと来季への決意を語る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇セCSファーストステージ第2戦 巨人6―7DeNA(2025年10月12日 横浜)巨人の中川皓太投手(31)は、セ・リーグチャンピオンシップ(CS)ファーストステージ第2戦での自身のパフォーマンスを振り返り、「最終的に悔しい結果となった」と述べた

中川は今シリーズで2試合とも1イニングを投げ切れなかったことを悔やみ、「もし1イニングをきちんと守っていれば、後続の投手も楽になったはず」と自己反省のコメントを残した

初戦の11日には2―4で迎えた8回に4番手として登板したが、四球と連打を浴びて無死満塁のピンチを招き、自身も降板

その後、5番手の田中瑛が2人の走者を本塁に返し、結果的に2失点を喫することとなった

この日は、5―5の同点で迎えた7回に5番手として登板

最初の打者、石上を空振り三振に仕留めたものの、その後の林に対しては、7球連続ファウルで粘られ、19球目でついに四球を与えた

林がガッツポーズを見せたのを見て中川は苦笑いを浮かべ、ここで降板となった

林との駆け引きについて中川は、「結果的にはフォアボールを出してしまった

負けたと言われたらそれまでだが、フォアボールを出したくて出したわけではない」と振り返った

今季、レギュラーシーズンではチーム最多の63試合に登板し、36ホールドを記録

ケガによる離脱もなく、復活を印象付けた

「今年は前半に2軍スタートだったが、その後は最後まで1軍に残れたことを自分で褒めたい」と過去のケガに苦しんできた自身を振り返った

今季途中で取得したフリーエージェント(FA)権については、「何も考えていない

これからしっかりと話を進め、決めていく」と慎重な姿勢を見せた

また、「課題は多いが、一つずつ克服していき、新たなシーズンに向けて準備を始めたい」と決意を新たにした

中川投手のコメントからは、プロ選手としての高い意識を感じます。今回のCSでの悔しさを抱えつつも、来季に向けた前向きな姿勢が印象的でした。特にケガから復帰し、シーズンを通じて活躍したことは、ファンにとっても励みとなることでしょう。次のシーズンが楽しみです。
キーワード解説

  • セ・リーグチャンピオンシップ(CS)とは?:日本のプロ野球の postseason tournament であり、リーグチャンピオンシップシリーズと呼ばれ、セ・リーグおよびパ・リーグの各チャンピオンが対戦します。
  • ホールドとは?:投手の成績の一つで、試合の勝利時に登板し、自チームが勝利を収めるためにランナーを残した状態でゲームを終えた場合に与えられるポイントです。
  • フリーエージェント(FA)とは?:選手が契約満了後に自由に移籍できる権利のことを指し、その選手は他のチームから契約をオファーされる可能性があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。