巨人、大勢の力尽くも悔しい敗戦に終わる

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巨人、大勢の力尽くも悔しい敗戦に終わる

セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦が10月12日に横浜で行われ、読売ジャイアンツ(巨人)は横浜DeNAベイスターズに6-7で敗れた

この試合では、巨人の大勢投手(26)が7回から登板し、打者4人に15球を投げ無失点に抑える好投を見せたが、勝利には結びつかなかった

大勢選手の回またぎ登板

大勢選手は7回1死からマウンドに上がり、守護神ライデル・マルティネス投手(29)と交代するまでの間に、4人の打者に対して15球を投げ、無失点で切り抜けた

しかし、8回1死一、三塁の場面でマルティネスに交代したことで、巨人はその後の展開に苦しむこととなった

監督の執念采配も実らず

この試合では阿部監督が大勢選手とマルティネス投手の回またぎの登板を選択したが、その采配は結果に結びつかなかった

試合は延長11回に及び、巨人はサヨナラ負けを喫する悔しい結末となった

今季を振り返る大勢選手
試合後、大勢選手は「次の回からライデルが投げるので、もう1イニング後に伸ばせなかったことが申し訳ない」と振り返った

今季は62試合に登板し、8勝4敗、46ホールド、1セーブを記録し、54ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手に選ばれた

ただ、彼は「何が足りないのか考えながらこのオフを過ごしたい」とも語り、次のシーズンに向けての反省を強調した

今回の試合での巨人の敗北は、選手たちの力と戦略的な采配が結実しなかったことを示しています。大勢選手が無失点で抑えたものの、試合の結果には直結しなかった。来季に向けた改善が求められます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?プロ野球のポストシーズンにおける戦いを指し、リーグ優勝チームが日本シリーズ出場をかけて対戦します。
  • ホールドとは?リリーフ投手が試合を有利な状況で維持することを指します。具体的には、3点差以内で相手に得点を許さず投げた場合に記録されます。
  • 守護神とは?チームの最後の守護者として、通常は9回表に登板することが多い投手を指します。

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