源田壮亮、7年連続ゴールデン・グラブ賞の危機—守備機会最少の厳しいシーズン

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プロ野球界の注目選手、西武・源田壮亮内野手(32)が今年の「ゴールデン・グラブ賞」受賞の危機に瀕しています

これまで7年間連続でこの賞を獲得してきた源田ですが、今季は不調に苦しんでいます

今季、源田は104試合に出場し、5失策、守備率は9割8分7厘を記録しています

守備率とは、選手が守ったボールに対して失策をどれだけ防いだかを示す指標であり、高い数値は選手の守備力の高さを示します

しかし、彼の出場試合数が自己最低の91試合にとどまり、さらに13試合は途中出場に終わっています

今シーズンにはオリックス・紅林(7失策、守備率9割8分6厘)やロッテ・友杉(8失策、同9割7分9厘)、楽天・宗山(12失策、同9割7分5厘)と比較すると、源田は守備機会が最も少なくなっています

過去には第5回WBCでの負傷後に強行出場しながらも100試合に出たシーズンもある源田ですが、その年もまた厳しい状況でした

昨シーズンには7年連続での受賞を達成し、本賞での歴代最長記録に並ぶなど、その実力は疑う余地がありません

しかし、今季は不倫騒動などの影響もあり、精神的な面での不安を抱えています

さらに、昨年は自身が「守備」をアピールポイントとしていることもあり、選手としての責任感を強く持っています

今季はチーム内でも若手内野手・滝沢夏央に46試合でスタメンの座を譲るなど、彼自身がキャリアの分岐点に立たされています

それでもなお、「源田にしかアウトにできない打球」があることは変わらず、彼の持つ守備技術の価値は依然として高いです

源田選手の今季の状況は、プロ野球選手としての厳しさを感じさせます。過去の輝かしい成績と比べて、現在の調子が悪いことはファンにとっても心痛むニュースです。しかし、彼にはまだ素晴らしい才能があることを信じたいです。
キーワード解説

  • ゴールデン・グラブ賞とは?:プロ野球選手の守備力を評価する賞で、内野手や外野手の優れた守備者に贈られます。
  • 守備率とは?:選手が守備機会に対してどれだけ失策を減らしたかを示す割合で、高いほどその選手の守備力が高いことを表します。

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