巨人の田中瑛斗、CS第2戦での悔しさを乗り越え新たな一歩を誓う

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◇プロ野球セ・リーグ CS 1stステージ第2戦 DeNA7 ×-6巨人(12日、横浜スタジアム)では、負けが込む巨人にとって試練の瞬間が訪れました

6-5の場面でマウンドに立った田中瑛斗投手は、残っていた中継ぎピッチャーがルーキーの宮原駿介投手のみだったため、2イニング目を投げることになりました

田中投手は、まずDeNAの牧秀悟選手と山本祐大選手を連続して打ち取り、2アウトを奪います

しかし、そこで石上泰輝選手にセカンドへの内野安打を許し、続けて盗塁も決められ2アウト2塁

林琢真選手にレフトへの安打を許し、ついに同点にされます

その後、代打の度会隆輝選手、蝦名達夫選手に連打を浴び、結局サヨナラ負けを喫する結果となりました

試合後、田中投手はベンチでうなだれ、「今年1年、阿部さんに辛抱強く使ってもらい、最後にあの回を任せてもらったので、期待に応えたかった」と悔しさを語りました

「この悔しさを胸に、オフシーズンはこの気持ちを忘れずに取り組みたい」と今後に向けた決意を示しました

田中投手は今季、現役ドラフトで巨人に移籍してきた選手で、シュートピッチャーとしてチームに欠かせない存在になっていました

杉内俊哉投手チーフコーチは、「瑛斗は責められない

今後の課題にして、来年にはワンランク上のピッチャーになれる経験を積んだと思います」と彼の今季のパフォーマンスを称賛しました

巨人の田中瑛斗投手がCS第2戦でのサヨナラ負けを受けてのコメントは、悔しさと共に前を向く力強さを感じさせます。若手選手としてこれからの成長が期待されるだけに、この経験が彼にとって大きな糧になることを願ってやみません。
キーワード解説

  • 中継ぎピッチャーとは? 試合の流れを調整する役割を担う投手で、試合途中から登板することが多い。
  • サヨナラ負けとは? 試合終了の直前に相手チームが点を取り、勝利が決まることで負けが決まること。
  • シュートピッチャーとは? ボールの軌道がシュートのように内へ曲がる投球スタイルの投手。

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