楽天・辰己涼介選手の去就と昨年の輝かしい実績

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楽天・辰己涼介の去就が注目される中、昨年の実績が光る

 プロ野球界で注目を集める選手、楽天の辰己涼介選手

彼は今オフの去就が注目されており、メジャーリーグ挑戦を希望するも、球団からの正式な承認を得られていないとの報道がある

ポスティングシステムとは、選手が海外のチームへ移籍するために球団がその選手に対して権利を与える制度である

辰己選手は国内FA権も取得しており、他のNPBチームへの移籍という選択肢も視野に入れている

 辰己選手はその俊足と強肩を生かしたセンター守備に定評があり、昨年は最多安打のタイトルを獲得するなど、打撃面でも活躍を見せた

打率.294、7本塁打、58打点、さらに20盗塁を記録したことから、その攻守にわたる安定した成績は多くのファンを魅了した

特に注目すべきは守備力で、397刺殺を記録し、外野手シーズン最多刺殺のプロ野球記録を76年ぶりに更新

これまでの記録は1948年の青田昇選手の391刺殺だった

 他球団のコーチからは、その守備力に高い評価が寄せられており、「辰己の守備力によっていくつの得点が防がれたか計り知れない

彼の足は速く、打球判断もかなり優れているため、メジャーでも通用する選手だ」と絶賛の声が上がっている

 今年に関しては、開幕から打撃の調子が上がらず、打率1割台に落ち込む場面も見られた

しかし、ファームに降格後の再昇格を果たし、7月15日のオリックス戦ではプロ7年目にして初の満塁本塁打を記録

これにより自己最多の5打点を叩き出すなど、時折明るい兆しを見せたが、その後の成績が一貫せず、シーズンの終わりには114試合出場で打率.240、7本塁打、32打点と振るわなかった

 来季、辰己選手がどのようなチームでプレーするのか、多くの野球ファンが注視している

辰己涼介選手の昨年の活躍は特筆すべきものであり、多くの球団が彼の才能に注目している。守備力と攻撃力を兼ね備えた選手がどのようなチームでプレーするのか、今後の展開が楽しみである。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?選手が海外のリーグに移籍するため、球団がその選手に対して権利を与え、他のチームがその選手を獲得する際に一定の手続きを経る制度です。
  • FA権とは?フリーエージェント権のことで、選手が契約満了後に他の球団と交渉して移籍する権利を指します。
  • 刺殺とは?守備の際に野手がボールを捕球し、打者をアウトにするプレーのことで、バッターの攻撃を抑える重要な役割を果たします。

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