それによると、投手部門では松山晋也選手（25）が選ばれ、その業績はセ・リーグタイ記録の46セーブを挙げ、防御率1.54という素晴らしい数字を記録した
これは、松山選手がクローザー（試合の終盤に登板する投手）に転向してから初めてのシーズンにあたる
松山投手に寄せられた高評価
矢野さんは松山選手について「開幕前には抑えを誰が務めるのか不安だったが、シーズンを通して松山投手がその役割にふさわしいことが証明された」と語った松山投手の登板によって、多くのファンと井上監督からの絶大な信頼も獲得しており、今や「最後は松山が投げる」という認識が広がっている
また、一時期の登録抹消があったものの、彼の存在はチームにとって重要であり、次のシーズンではさらにレベルアップしてほしいという期待も寄せられている
野手部門のMVPは岡林選手
野手部門のMVPには岡林勇希選手（23）が選ばれた彼は今シーズン12球団で唯一フル出場を果たし、168安打を記録しセ・リーグ最多安打のタイトルも獲得した
岡林選手への期待
矢野さんは岡林選手について「昨季の悔しい経験を活かし、今季でタイトルを獲得したのは成長の証」と評価し、次のシーズンではさらにメンタル面でもチームを引っ張っていくことを期待している調子が悪いときでも全力を尽くす姿勢や、チームを鼓舞するような行動が必要であり、これを実現することで、岡林選手はより素晴らしい選手になれる可能性を持っているとの見解を示す
今季のドラゴンズでは、松山晋也投手と岡林勇希選手がそれぞれの部門でMVPに選ばれ、その活躍はチームに大きな影響を与えました。松山選手のクローザーとしての成功は、これからも注目され続けるでしょうし、岡林選手のフル出場やセ・リーグ最多安打も素晴らしい結果です。選手達の成長と来季への期待が高まっています。
キーワード解説
- セーブとは？野球におけるセーブは、試合の終盤で試合を勝利に導くためにマウンドに上がる投手が記録するもので、特定の条件を満たす必要があります。
- クローザーとは？クローザーは試合の終盤に登板し、リードを保つために重要な役割を果たす投手のことを指します。
- 防御率とは？投手がどれだけ失点を抑えられたかを示す指標で、低いほど優れた成績を表します。
- フル出場とは？選手がシーズン中の全試合に出場することで、貢献度の高い選手を示します。
