井口投手は2023年オフに北海道日本ハムファイターズから戦力外通告を受け、トライアウトを経て2024年にオリックスと育成契約を結びました
開幕前に支配下登録を果たし、移籍2年目での非情通告となりました
井口投手のこれまでの経歴
井口投手は日本ハム時代の2021年には、キャリアハイとなる43試合に登板し、1勝2敗11ホールド、防御率1.86という素晴らしい成績を残しましたしかし、今季は開幕から苦しむこととなり、5試合で防御率9.64という結果に終わります
8月18日には3度目の選手登録抹消を経験し、その後再昇格を果たせなかったことが影響していると思われます
井口投手のコメント
この契約非更新に対する井口投手は、「ファイターズをクビになってから、オリックスに取ってもらい新鮮な気持ちで過ごした2年間は楽しかった」と感謝の気持ちを述べましたまた、「自分の貢献度を考えると、チャンスを生かせなかった部分もあるが、しっかりと向き合った1年だった」と振り返りました
現役続行の意思
井口投手は「まだ体を動かせる感覚がある」とし、野球を続ける意欲を示しました特に韓国や台湾などのリーグに興味があり、世界中で自分の野球を続けたいという強い思いを語りました
オリックス側はこの日、本田圭佑投手や福田周平外野手にも同様の契約非更新を通告したことを発表しました
このことからも、チーム全体の選手構成に見直しが入ることとなります
井口投手がオリックスとの契約を更新しないという発表は、彼にとって新たな挑戦の始まりを意味します。日本ハム時代も含め、多くの経験を経て、今後の進路が注目されることでしょう。特に海外でのプレーに興味を持っているとのことなので、国際的な舞台での活躍も期待されます。
キーワード解説
- 契約非更新とは？：選手との契約が来シーズンに更新されないことを意味し、選手にとっては新たなチャンスを得るための一歩となることもあります。
- トライアウトとは？：選手がチームに所属するべきかどうかを決定するために行う試験的な試合で、特に自由契約になった選手にとっては重要な機会です。
- 支配下登録とは？：育成契約から正式にチームの選手として登録されることを指し、選手のステータスが格上げされます。
