これにより、チームは若手選手への育成シフトを加速させるとともに、来季に向けた新たな戦力構築を目指す
福田周平選手の状況
福田周平選手は、オリックス在籍8年目を迎えたが、2023年シーズンの成績は振るわなかった8月15日に1軍登録を抹消され、それ以降は再昇格の機会が訪れなかった
20323試合での打率は・167、打点はわずか3だった
福田選手は関西出身で、広陵高、明治大学、NTT東日本を経て、2018年のドラフトでオリックスに入団
その後はリーグ連覇に貢献し、特に2021年と2022年には制定打者として活躍した
8年間の思い出と未来への希望
取材に応じた福田選手は、「優勝した瞬間やチームメートとの野球談議が思い出深い」とオリックスでの8年間を振り返った現役続行を希望し、他球団からのオファーを待ちながら、「体も元気でコンディションも良好」と今後に向けたトレーニングを継続する意向を示した
本田圭佑選手の評価
本田選手は昨年12月の現役ドラフトを経て西武からオリックスに移籍今季は救援投手として9試合に登板したが、防御率は6.39という厳しい数字となった
「新しい経験を得る貴重な1年だった」と振り返り、今後の競技継続については未定の様子を見せた
井口和朋選手のこれまで
井口選手は2023年に日本ハムから戦力外通告を受け、その後オリックスと育成契約を結んだ昨季は32試合に登板し、救援で活躍したものの、今季は5試合にしか登板できず、防御率は9.64と苦しんだ
「後悔なくシーズンに臨めた」と前向きな姿勢を見せているが、今後の選択肢として、トライアウトや海外でのプレーも視野に入れている
オリックス・バファローズは福田周平、本田圭佑、井口和朋の3選手との契約更新を行わず、来季に向けた新たなチーム編成を進める意向を示しました。福田選手は思い出深い8年間を振り返るとともに、他球団からのオファーを待ちながら現役続行に前向き。これからの彼らの動向が注目されます。
キーワード解説
- 契約不更新とは? 選手が所属していたチームとの契約が続かないことを指し、選手はフリーエージェント、つまり移籍先を自由に探すことができます。
- 救援投手とは? 試合中に先発投手が降板した後にマウンドに上がる投手のことで、得点を防ぐ重要な役割を担っています。
- 防御率とは? 投手が1イニングあたりに被った自責点の平均を示す指標で、数字が低いほど優れた投手とされます。

