14日、本拠地で行われた練習で汗を流した正木選手は、「今季は無理だと思っていたが、戻ってこれたので本当に嬉しい」と笑顔を見せました
正木選手は4月18日の西武戦で空振りした際に左肩を負傷し、4月30日に左肩関節亜脱臼に伴うバンカート修復術を受けました
その後、約5カ月のリハビリを経て、9月上旬に実戦復帰を果たしました
9月は2、3軍戦や宮崎での「みやざきフェニックス・リーグ」での活躍を通じて、「右の代打枠」を確保しました
クライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージの前日、小久保裕紀監督は正木選手について言及しました
「右バッターという観点から、彼は最も上位にある候補者だ」と説明し、正木選手の復帰を歓迎しました
正木選手は、まだヘッドスライディングや片手スイングができない状態ですが、「リハビリの最後の段階で『間に合うかも』と思ってやってきた
このCSに向けてトレーニングしてきたので、強い思いがある」と意気込みを語りました
正木選手が約半年ぶりに1軍復帰を果たしたことは、ソフトバンクにとって大きなプラス材料です。特にCSに向けた意気込みが強調されており、彼の復帰がチーム戦力の向上に寄与することが期待されます。一方で、身体的な制限が残る中での復帰だけに、慎重に起用される必要があるでしょう。
キーワード解説
- 正木選手とは？ 正木智也選手は福岡ソフトバンクホークスに所属する外野手で、攻撃力が高く、特に代打としての活躍が期待されています。
- クライマックスシリーズ（CS）とは？ プロ野球のプレーオフ形式の一部で、リーグごとに最も成績が良かったチーム同士が対戦し、日本シリーズ進出を目指します。
- バンカート修復術とは？ 肩関節の脱臼や損傷した部分を修復するための外科手術で、選手はこの手術を受けることで肩の機能を回復させます。
