巨人・長野久義外野手が現役引退会見、16年のプロ野球人生に幕

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プロ野球巨人の外野手、長野久義(ちょうの ひさよし)選手が、2025年10月14日に都内のホテルで現役引退会見を行った

40歳という年齢での引退となり、彼のプロ野球生活は16年に及んだ

記者会見では、自身の成し遂げたことや今後の人生について率直に語った

引退の理由とこれまでの活躍

長野選手は、今季限りでの現役引退を決断した背景には、出場機会の減少があった

開幕1軍入りはしたものの、出場したのはわずか17試合で、特にスタメンは2試合にとどまった

しかし、チームの日本シリーズ進出に向けた努力は惜しまなかった

特に、12日のDeNAとのCSファースト第2戦では出場選手登録され、ベンチでチームメートを鼓舞する姿勢を見せた

長野選手の生い立ちとキャリア

長野選手は1984年に佐賀県で生まれ、筑陽学園から日大を経てホンダに所属後、2009年に巨人から1位指名を受けて入団した

入団1年目には新人王を獲得し、その後も首位打者や最多安打をはじめ数々のタイトルを手にしている

特に、2011年から2013年までの三年連続でベストナインやゴールデングラブ賞を受賞するなど、外野手としての実力を証明した

巨人時代と広島移籍後の軌跡

2018年にはFA移籍に伴う人的補償で広島に移籍し、そこでの経験も彼にとって大変貴重なものとなった

2020年9月には、自身のキャリアで全ての球団から本塁打を記録するという偉業も成し遂げた

22年オフには無償トレードで再び巨人に復帰し、キャリアの終焉を巨人で迎えることになった

長野選手の現役引退は、プロ野球界において一つの時代の終焉を意味する。彼は才能と努力で積み上げた成績だけでなく、チームを支える姿勢やリーダーシップでもファンに愛された選手だ。その功績は、後続の選手にとっても大きな刺激となるだろう。
キーワード解説

  • ブラシストライクとは?—投手がストライクゾーンに投じたボールが打者に対して有利なジグザグな軌道で来ることがあり、特に巧妙なコントロールが求められる。
  • 新人王とは?—プロの野球界で、入団1年目の選手がその年の最優秀選手として評価される賞のこと。
  • ゴールデングラブ賞とは?—プロ野球において、守備の優れた選手に贈られる表彰のことで、年間を通じて最も守備力が高かった選手に与えられる。

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