元中日捕手・矢野燿大氏が選出した中日ドラゴンズ「年間矢野VP」発表

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元中日捕手で阪神の監督を務めた野球評論家、矢野燿大さん(56)が14日、メ~テレの情報番組「ドデスカ!」に生出演し、自らが選ぶ中日ドラゴンズの最優秀選手「年間矢野VP」を発表しました

最優秀投手に選ばれた松山晋也の活躍

矢野氏が投手部門で選出したのは、クローザーに転向して初めてのシーズンで見事に46セーブを上げ、セーブ王に輝いた松山晋也選手(25)です

「開幕前には『抑えは誰になるのか?』という不安がありましたが、このシーズンを通じて松山選手が間違いなく『抑え』としての評価を確立しました」と、彼の印象深い投球を高く評価しました

怪我や心理面にも言及

さらに矢野氏は「今シーズンには登録抹消される時期もありましたが、ベンチにいることが心理的な安心をもたらします」と語り、選手の心の持ち方がパフォーマンスにどう影響するかについても言及しました

また、松山選手に対して「今後もタイトルを維持していくことが、ドラゴンズにとって優勝に近づく鍵となります」と期待を寄せました

最優秀野手に選ばれた岡林勇希外野手

一方、野手部門では今季12球団唯一のフルイニング出場を果たした岡林勇希外野手(23)が選出されました

矢野氏は「昨シーズンは非常に悔しい思いをしたが、今年しっかりと取り返し、最後には最多安打のタイトルも狙いに行った」と彼の打撃を高く評価しています

岡林選手への期待

矢野氏はさらに、「岡林選手は来季、数字でもチームを引っ張る存在になれるが、メンタル面でもチームを引っ張る存在になるでしょう

『岡林にみんな引っ張られる!』という状況こそが、さらなる成長の鍵です」と期待を込めました

特に「調子が悪い時にも全力で走る姿勢や、ベンチでの声出しが信頼につながる『数字+α』を求めたい」とまとめました

今シーズンの中日ドラゴンズにおいて、矢野燿大さんが選ぶ最優秀選手が発表され、注目選手の活躍が期待されていることがわかりました。松山選手と岡林選手は、チームの顔として重要な役割を果たし、来季もさらなる活躍が期待されています。
キーワード解説

  • クローザーとは?:試合の終盤に登板し、試合を締めくくる役割の投手を指します。試合の勝利を確実にするため非常に重要な位置づけです。
  • セーブとは?:ピッチャーが試合の重要な場面で登板し、試合の勝利を確実にした際に与えられる特別な記録のことを指します。
  • フルイニング出場とは?:特定の選手が試合の全てのイニングに出場することで、体力や持久力が求められる重要な成績指標です。

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