阪神がクライマックスシリーズに向けて最終調整、藤川監督が選手を鼓舞

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阪神タイガースは、2025年度の「JERAクライマックスシリーズ セ」ファイナルステージに向けて、前日の10月14日に甲子園でナイター練習を行い、最終調整を実施した

この日の練習前には、チーム全体が円陣を組み、藤川球児監督が選手たちを鼓舞した

藤川監督は、「準備は大事だけど、それはもう捨てる

ただ準備をしたことはいいリズムにはなるので、あとは楽しんで」と選手たちに言葉をかけ、短期決戦への心構えを促した

阪神はファーストステージを2連勝で突破したDeNAを迎え撃つ

準備は万全ではあるが、本来であれば主力選手は11日、12日に行われるはずだった「みやざきフェニックス・リーグ」に参加し、ポストシーズンに臨む予定だった

しかし台風接近のため、急きょ練習は本拠地の甲子園に変更

野手陣は、近本、大山、中野、佐藤輝、森下らが2日の最終戦から対外試合を一度も経験していない状態でCSに臨むこととなった

試合勘に対して不安視する声もある中、甲子園で行われたケース打撃では、助っ人選手デュプランティエや無双右腕の石井ら強力な投手陣と対峙した

和田豊一・二軍打撃巡回コーディネーターは、「宮崎よりも帰ってきてよかった

逆に速いボールが見れて、実戦に近いこともできている」と評価し、選手たちが振れていることを実感していることを語った

ファーストステージで盛り上がりを見せたDeNAの筒香は、1試合で2本塁打を放ち、延長11回での大逆転劇も話題となった

和田コーディネーターは、「初戦から一気に流れをつかむことが重要だ」と強調した

今季、本塁打と打点の2冠に輝いた主砲の佐藤輝も約2週間ぶりの試合に意気込みを語り、「しっかり楽しんで、1球目から大事にしたい」と気合十分の姿勢を示した

史上最速での優勝を果たした阪神が、初戦から勢いを持続し、Vロードを突っ走ることが期待される

阪神タイガースのクライマックスシリーズに向けた最終調整が報道されている中、藤川監督の鼓舞する姿勢や選手たちの気合が印象的です。選手が試合勘を保つ難しさがある一方で、準備ができていることが自信に繋がるという藤川監督の言葉は、とても重要なメッセージです。阪神が勢いに乗って勝ち進むことができるのか、期待が高まります。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:プロ野球のポストシーズンにおけるプレーオフのことで、リーグ優勝を決定するための一連の試合を指します。
  • 円陣とは?:スポーツチームが試合や練習の前に集まって、士気を高めたり意気込むための集まりのことです。
  • ケース打撃とは?:特定のプレーや状況を再現するために行われる練習方法。ピッチングマシンや実際の投手を使って、打者が実戦に近い状況で打撃練習を行います。

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