巨人・阿部監督が今季の結果を報告、来季に向けた課題を明確に

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 巨人の阿部慎之助監督が15日、東京・大手町の読売新聞東京本社を訪れ、同球団のオーナー山口寿一氏にシーズンの総括報告を行いました

今季、チームはリーグ連覇を目指して戦いましたが、最終成績は70勝69敗4分けで、貯金はわずか1

結果として3位でのフィニッシュとなり、クライマックスシリーズにおいても、DeNAとの第1ステージで連敗し、日本シリーズ進出を果たせませんでした

この結果に対し、阿部監督はオーナーとの対話を通じて今季の総括と次シーズンに向けた課題を確認しました

来季のシーズンに向けた準備

 選手たちのトレーニングに関して、今年の秋は宮崎での秋季キャンプを行わず、ジャイアンツ球場の天然芝の張り替え工事が進行中のため、球場内の室内練習場と新球場「ジャイアンツタウンスタジアム」を使用して秋季練習を実施する予定だと明かしました

これにより、来季のV奪回を図るため、環境を整え選手たちへの充実したトレーニングを提供することが期待されています

阿部監督のコメント

 阿部監督は「Gタウンとランドの室内を使って、午前の部と午後の部に分けて開催するつもりです」と述べ、練習時間を効果的に使いながら選手たちの能力向上を目指す意気込みを示しました

今回の阿部監督の報告内容は、今季の苦しい結果を受けての重要な振り返りとなりました。特にクライマックスシリーズでの敗退は多くのファンにとって残念であり、来季に向けた安定した準備が求められています。今後、選手たちがどのように成長し、球団がどう戦略を練るかが注目されます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:日本のプロ野球におけるポストシーズンのトーナメントで、リーグ優勝チームとその下位チームが戦うためのプレイオフのことを指します。
  • 貯金とは?:プロ野球の成績において、勝ち数から負け数を引いた結果を示すもので、勝ちが多いことで次の試合を有利に進めるための指標の一つです。
  • 秋季キャンプとは?:シーズン終了後、選手がトレーニングを行うための特別な練習期間。新しいシーズンに向けて、体力や技能向上を目指して行われます。

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