長谷川選手はプロ入り5年目の今季、「1番・右翼」での開幕スタメンを勝ち取り、132試合に出場して自身初の規定打席に到達しました
シーズンを通じては、400打数90安打、6本塁打、36打点という成績を収めており、これらは全てキャリアハイですが、打率は2割2分5厘にとどまっています
これは、チームの打撃力を考えるとやや物足りない数字でもあります
長谷川選手は、9月23日のロッテ戦で規定打席に到達した直後、西口監督の意向により、シーズン終了を待たずして出場選手登録が抹消されました
この決断の背後には、「来季に向けた動作解析や課題の洗い出し」が目的とされており、期待の大きさが表れています
西口監督は、「長谷川は守備力が高く、その能力を生かすためにも来季は打率を2割8分にまで引き上げてほしい」と語り、明確な目標を掲げています
また、動作解析のデータは打撃コーチにも共有され、選手本人とのしっかりとした擦り合わせが進められているとのことです
長谷川信哉選手の成績と成長の過程
| 試合数 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 打率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 132 | 400 | 90 | 6 | 36 | 2割2分5厘 |
キーワード解説
- 規定打席とは?プロ野球における選手が一定の打席数を満たすことを指し、これに達することで打撃成績を公式に記録する資格が与えられます。
- 動作解析とは?選手の打撃や投球動作をデータ化して分析し、パフォーマンス向上を目指す手法です。
- 守備力とは?選手が相手チームの攻撃を防ぐための守備技術や能力のことを指します。守備が優れている選手は試合で重要な役割を果たします。

