ソフトバンク、クライマックスシリーズ連勝の立役者は山川穂高選手

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2025年10月15日、パ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージがみずほペイペイドームで開幕し、福岡ソフトバンクホークスが北海道日本ハムファイターズに2-1でサヨナラ勝ちを収めました

この試合での勝利に大きく貢献したのが、7番・指名打者(DH)として出場した山川穂高選手(33)です

山川選手は、延長十回の満塁の場面で左前への適時打を放ち、勝利を決定づけました

試合は序盤から緊迫した展開が続き、1-1の同点で迎えた延長戦

山川選手の打席では、初球を引っ張った打球が高く跳ね、前進守備を敷いていた三塁手の頭を越えていきました

山川選手は一塁に到達すると、手で胸をなで下ろし大きく息をつく場面が印象的でした

「サードゴロかなと思っていたので、終わったかと思いました」と振り返る彼の表情には安堵が見られました

今シーズン、山川選手はレギュラーシーズンを通じて苦しい時期を過ごしました

打率が.226、ホームランが23本、打点が62と過去の実績に比べて物足りない成績に終わりました

しかし、レギュラーシーズン終了後に参加したフェニックス・リーグで調子を戻し、10月12日のヤクルト戦では3ランホームランを放つなど、CSに向けて準備を整えました

ソフトバンクにとって、この勝利は大きな意味を持ちます

アドバンテージ1勝を加え、シリーズは2勝0敗となりました

監督の小久保氏も、見事な勝利を称賛しながら「最後にヒットを打ったので、明日以降も乗っていけるのでは」と山川選手に期待を寄せています

山川選手は昨年のクライマックスシリーズファイナルステージで素晴らしい活躍を見せ、打率.500、3本塁打、6打点でMVPに選出された実績もあり、再び短期決戦での勝負強さを示しています

今回の試合での山川選手の活躍は、苦しんだ今シーズンを乗り越えた証でもあります。彼が示した勝負強さは、チームにとって大きな力となるでしょう。ソフトバンクが日本シリーズ進出に向けて、勢いを保つために重要な役割を果たしたと言えます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:日本のプロ野球において、レギュラーシーズンの成績上位チームが対戦し、日本シリーズ進出を決めるプレーオフのことです。
  • サヨナラ勝ちとは?:試合が同点で進行する中、最終回の攻撃で得点を挙げて勝敗を決することを指します。
  • 指名打者(DH)とは?:野球において、投手の代わりに打席に立ち、バッティングのみを行う選手のことです。

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